もし、これらがなくなっても暮らしがマヒするほど困ることはない!

2020/12/26
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

ないと不便だから・・と、ツイツイ溜め込んでしまうモノ達

タダでもらえるモノ、他のことに代用できる消耗品。
あれば確かに便利なのですが、「いつか使うから」と言って、棚の奥のほうにごっそり溜め込んでしまいやすいモノが家の中にはけっこうあります。
アルアルがありましたら、ぜひ適正量の見直しを!

使い終わった歯ブラシ

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
使い終わった歯ブラシはお掃除で使う時に重宝するアイテムですが、、


使い終わった歯ブラシを掃除用にストックしている人も多いと思います。
歯ブラシを取り替える頻度はどれくらいですか?月に一度くらいでしょうか。
とすると、毎月家族の人数分のストックが発生します。
同じくらいの数を掃除で消費すればプラスマイナスゼロですが、消費する数が少なければどんどん溜まります。
「いずれ使うモノだから」と言って全て保管していると歯ブラシだらけになってしまいます。
それに、それまでは口に入れていたモノとは言え、長年放置していると雑菌が繁殖してしまいます。
保管する数を決めて、新しい歯ブラシに取り替えたタイミングで多い分は処分し、早めに使ってしまうのが良いです。

もらった割り箸

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
ストックして時間が経つと袋がヨレヨレに

お店でお弁当などを購入すると付けてくれたりします。
使わずに家に持って帰ってきてストックすることもあると思います。
その割り箸、その後いつ使うでしょうか?
家で割り箸を使うことがそうそうなければ、ストックのまま止まります。
たまにお客さんが来ても、お弁当に付属していた不ぞろいの割り箸は出さないのではないでしょうか?
とすると、増えすぎた割り箸をいつまでも持ち続けているのは収納場所が雑多になるだけです。
割り箸は辞退するのが一番良いですね。

使いまわしのアイディア品

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
いろいろな使い道のアイディアがありますが、、

パンの袋を止めるやつをバッグ・クロージャーというそうですが、これの使い方アイディアが話題になりましたね。
ケーブルのマークにするとか、クリップ代わりにするとか。
アイディアとして使う分には良いですが、「そのうち・・」とか「いつか使うかも・・」と言って、全部とっておこうとするとごちゃごちゃの原因になりやすいです。
その時使う分だけにするほうが良さそうです。

各種袋

レジ袋

レジ袋が有料化になってストックがなくなった方も多いのではないでしょうか?
なくなって最初は不便に思ったかもしれませんが、使わない生活が続くと慣れてきます。
古くなったレジ袋は変色していることもありますので、レジ袋のストックはもう持たなくてもいい!くらいの気持ちで使い切ってしまっても良いのではないでしょうか?

紙袋

紙袋もたくさんストックしている方が多いと思いますが、紙袋も常に家に入ってくるモノです。
「使う量<入ってくる量」だとたちまち紙袋だらけになります。
特に小さい紙袋は使い道がけっこう限られますので注意が必要です。
積極的に使うとか、大きさごとに数を決めてそれ以上増えたら雑紙として処分します。

足りないくらいがちょうどいい

こういったモノ、ひとつひとつをしっかり見極めて、自分にとっての必要な量=使う量を知ることが大切です。
使う量がだいたいわかれば、それ以上は持たないようにするのがポイントです。
万が一、足りなって困ることがあっても、暮らしがマヒするほど困るということはないはずです。
それよりも、多く溜め込み過ぎて家の中が澱んでしまっていることに気づかない損失のほうが大きいのです。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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