名もなき家事をできるだけなくしてラクちん快適ライフ
こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。
年末年始、家にいる時間が長くなると多くなること「名もなき家事」
これを言い始めた人ってどなたなのでしょう?うまいこと言う人がいるなとつくづく感心した記憶があります。
掃除・洗濯・調理は家事の中でもバーンと主役級の「ザ☆家事」ですが、それ以外のあれこれ細かいこともけっこうあります。
家事というほどではないけど、それがつもり重なると大きなウェイトになります。
そして、家の中にこれが多いと、集中して何かやりたい時、自分以外の誰かに「中断」させられてしまうこともあります。
「〇〇はどこー?」「〇〇とってー」
このタイミングでそれかよ!と思わず凄みたくなる・・ありませんか?(私はおおいにありました)
家の中で誰か一人(多くの場合は妻)だけの負担にならないように、家族全員ができる仕組みを作るとみんながラクになります。
ティッシュなどのストックの場所を家族全員が把握する
これ、私の失敗話です。
消耗品のストックなんて大体ある場所が決まっているから、知らないハズはないだろうと思っていました。
実はそれが大きな勘違い!
「買い物をする→ストック置き場に収納する→無くなったら取り替える」
この一連をやったことがない人は知らないのです。
他の人がやっている光景を見たことがあったとしても、それは目に映っているだけで、意識の中には入っていないのかもしれません。自分でやらないと記憶に残らないのです。
ぜひ、家族全員に「買い物→収納→取り替える」を体験してもらいましょう。
そうすれば、ティッシュどこー?と聞かれたり、空っぽのままということは起こらなくなります。
ビン・カン・ペットボトルは使った人が各自後始末する
ビン・カン・ペットボトルは資源ごみとして出す前にラベルを剝したりすすいで綺麗にします。
これをゴミの前にいっぺんにまとめてやるのは大変な負担です。
使った人がその都度自分でゴミとしてすぐ出せるところまで処理するルールにするのがおすすめです。
飲み残しのまま放置なんて論外!自分のゴミは自分で始末できる習慣をぜひ身に付けてもらいましょう。
前後に関わることをセットだと認識する
ティッシュのストックを出してきたら、空のティッシュ箱は雑紙として分別して処理します。
ゴミを出したら、ゴミ箱には新しいゴミ袋をセットします。
買い物をしてきた時も、中身を取り出して包みは放置してしまうこともよくあるので、必ず当事者が最後まで確実に処理する。空き箱などは取っておくのか要らないのかわからないですものね。
これ、どうすればいいの?と判断できないモノ・コトを減らしていく
「床に飲物をこぼしてしまった」
「ダンボールなどの大きなゴミが出た」
「回覧板がきた」
日頃からやっていなければ、それらをどう処理して良いかわからないものです。
わからないからやらない、でも誰かがやらなければならない、いつも決まった人が負担(多くの場合は妻)、負担が大きくなりイライラ。
家の中で全員が揃っている時間が長ければ長いほどこの無間地獄が拡大します。
そうならないためには、自分のことは自分で、そしてさらに誰がやっても良いことは誰でもできるようにしていくことが大切です。
この記事を書いたのは・・
札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。