【疑問の投げかけ】「すっきり」を具体的に考えて言葉にする
こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。
自分とってどうであれば「スッキリ」なのかを言語化してみる
「片付けてスッキリしたい」
非常によく聞くフレーズです。
ここでひとつ疑問を投げかけてみたいと思います。
「すっきり」というのはどういう状態でしょうか?
自分にとっての「すっきり」を具体的に考えて言葉で表してみると、発見があるかもしれません。
「すっきり」の定義は人それぞれ
モノが全部隠されてスッキリした状態と思う人もいるでしょう。
定位置が決まっていて、そこに全て戻った状態がスッキリという人もいると思います。
または、曲がっていたりズレていたモノがピッと整頓されている状態がスッキリと感じる方もいます。
すっきりした状態というのは、感覚なので人によって定義が違います。
自分にとって、スッキリした状態は何かという目安のようなものを作るとわかりやすくなります。
「あ、自分はこういう状態にすっきりを感じるんだ」と気付くこともあるかもしれません。
私も「すっきり」を考えてみた!
基本的に見せる収納ではなく隠す収納が好きなので、モノが全て収納されて見えなくなっていることがスッキリした状態なのですが・・
もう少し考えてみると、改めて気づいたことがありました。
それは「やろうと思ったことを全部やり終えた状態」だったのです。
「やろうと思ったこと」なので、その日、その時によってタスクの100%ではないこともあります。
掃除機の中のゴミを取るのは今日じゃなくてもいいやとか、この書類は今日は出したままにしておこう、など。
「やろうと思ったことをやり終える」ので、クリアして満足、つまりすっきりした状態にたどり着いているということです。
片付け苦手な人に有効な考え方
片付けが苦手と言う方は完璧主義の人が多いと聞きます。
高いハードルを設けてしまうとできなかった時の挫折感が大きいです。
そして苦手意識を持ってしまい、動けなくなるのかもしれません。
だとしたら、自分がやろうと思うことを厳選して、そこだけやればすっきりするというボーダーラインを設ければラクになりそうです。
この時に、声に出すとか紙に書くなど言語化するのがおすすめです。
言葉にすることで、その通りにものごとが進みだすことが多くあります。
人は言葉にしたことの証拠探しを始めるからです。
この記事を書いたのは・・
札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。