整理してモノを動かすと見えてくる4つのこと
こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。
いつもの見慣れた光景、整理することで新しい気付きがある
モノの定位置は決めてあるし、使ったモノは毎回きちんと片付けている。
使いやすい収納グッズも利用している。整理整頓をがんばっている。
それなのに、なんとなく雑然としていてすっきりしない。そんなことはありませんか?
客観的な視点で気が付くことも多いです。
取り出しやすい場所なのに、あまり使わないモノばかり収納している
例えば、リビングの中央に収納キャビネットが置いてあるとします。
中に入れてあるものは何でしょうか?
アルバムとかいただいた年賀状、あるいは扱説明書など。
あまり使わないモノがデン!と鎮座していることがよくあります。
収納してあるモノを全部出してみると、しばらく触ったこともないモノが次々と出てくることも多いです。
リビングの中央にある収納には、よく使うモノだけを入れておくほうが使い勝手が良くなります。
同じジャンルのモノがあちこちに点在している
ボールペン、ハサミ、ノリ、カッター、テープ、付箋、便箋、乾電池、あげていくとキリがないくらいあります。
それらが、なんの秩序もなしにあちこちに点在していることはありませんか?
「ここで使うためにこれがあると便利」というハッキリした使い道がある時は問題ないです。
しかし、なんの理由もないのにあちこちに置いてしまうと、モノが増えてしまいます。
整理すると同じモノがあちこちから次々と出てくることが多いです。
一旦同じジャンルのモノを全部集めてみて、集まってからそれらをどうするか決めていけば良いです。
よく使うモノなのに取り出しにくい場所に保管している
一度置き場所を決めたモノは、その置き場所から毎回出し入れすることになりますので、よく使うモノは繰り返すことで習慣になります。
良くも悪くも習慣になると、それが当たり前になるので、実は不便ということに気づきにくくなります。
知らない間に余計な苦労をしてしまっています。
整理しながらモノを出して、「これの置き場所は本当にここがベストか?」と疑問を投げかけながら行うと思わず発見があるかもしれません。
サイズが合っていない
洗剤など、業務用など大きなサイズのモノは割安な場合が多いです。
安さにつられて購入しそのまま使うと、本体が大きすぎて置き場所をとってしまうことも多いです。
また大きいということは重いですので、余計な労力もかかります。
一方で小さな容器に移し換えると使い勝手は良くなりますが、ストックという在庫が確実に1個増えます。
使用頻度の少ないモノなら、割安感より置き場所を優先して小さいサイズを選ぶという考え方もあります。
この辺の、自分にとってのベストを見つけることも大切です。
片付けをがんばっているのになんだか雑然としていると感じた時は、改めて使っているモノを出してみると良いです。
見直しして、上記の4つのどれかに当てはまっていたら改善のタイミングです。
この記事を書いたのは・・
札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。