【空間の落とし穴】空間があるともったいないと思ってしまう

2021/07/31
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

空間や隙間があると落ち着かない?

不思議なもので、人は空間や隙間があるとそこに何か入れなくちゃという気持ちになってしまいます。
例えば本棚に本を並べて数センチ余ってしまったら、なんだか落ち着かない気持ちになって、そこに入れる本はないかと探し出します。
酷い場合になると、もう読まなくなったから手放そうと決めた本を戻してしまうということもあります。
空間や隙間ができたら、そこに無理して何か入れなくても空いたままでいいのです。

余裕があるともったいないと思ってしまう?

引き出しなどの収納に余裕があると、もっとたくさん入りそうだからそのままにしておくのはもったいないと思ってしまう。
そしてモノをさらに詰め込んでしまうことも多いです。
例えば、キッチのカトラリーを引き出しに収納する場合、どんな風に入れているでしょうか?
きっちり詰め込むとたくさん入るのですが、奥や下に追いやられたモノは取り出しにくくなってしまいます。
取り出しにくさのストレスを感じながら生活するのと、どっちがもったいないでしょうか。

空間のためのモノではなく、モノのための空間

モノを使いやすく収めるために収納する、そのための空間です。
隙間を無理して埋めなくてもいいし、余裕を持たせることで取り出しやすさにつながります。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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