モノの定位置が決まれば、もう探し物はしない!

2020/10/13
  • お悩みに寄り添ったお片づけが得意なこんまり®︎流片づけコンサルタント。4歳10歳の男の子のママ。もっと見る>>

築年数の経った集合住宅で、夫、2人の男の子を育てながら家族それぞれがときめきを感じながら生活できたらいいなぁを目指す、こんまり流®️片づけコンサルタント石川ひとみです。

「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでのお片づけや日々の暮らしについて、ご紹介していきます。
今回は、あらゆるモノの定位置を決めるお話をします。

あらゆるモノの定位置を決めるとは?

モノの置き場所はどんな風に決めていますか?

使い終わったモノをそのまま置いてしまい、そこが定位置になったり。
一つの箱の中にいろんなモノ(例えばお土産でもらったキーホルダーや、髪の毛のピンや、残った薬や、消しゴムなどの文房具)が入っていたりしませんか?

こんまりメソッドでは、ご自身のモノを『ときめき』で選びきった後は、モノの定位置を決めます。(モノの住所を決めます)

モノの定位置を決めるときのポイントは、すべてのモノの定位置を「一つ残らず決める」こと。

なぜモノの定位置を決めるべきなのか

一つでも住所不定のモノがあると、散らかる可能性が一気に高くなるからです。

定位置が明確に決まっていると、使ったものを元の場所へ戻す作業だけすれば、日々のお片づけは終わります。

一度でいいので、すべてのモノをときめきで選び切り、選び切った後は、すべてのモノの定位置を決めてみてください。
そうすることで、初めて、それぞれのカテゴリーのモノの量がわかり、お家に収納スペースはどのくらい余裕があるのか。自分の家の全体像を把握することができます。
全体が把握できると、その後のお買い物の際に、余計なストックなどの購入なども減り、より厳選したものをお家に入れるようにもなります。

定位置を決める方法

カテゴリー(同じ性質のもの)ごとに集め
同じカテゴリーのモノは分散させず一か所に定位置を決め、収納していきます。

例えば
洋服のカテゴリー(帽子やバックも含みます)はクローゼットや押入れへ。
本類は本棚へ(レシピなどはキッチンに収納もOKです)。
小物系の文房具は、文房具のみを同じ場所に集めて置き場所を決めます。
台所用品はキッチンの収納へ。

まずは、『使用頻度』や『行動動線』を気にせずに、同じカテゴリーのモノを集めて収納を作っていきます。
意識しすぎると、収納に時間がかかってしまいなかなか片づけが進まなかったりするので、まずは、同じカテゴリーのものを集める、定位置を決める、シンプルな収納を作ることが大事です。
まずは収納を作ってみて、生活をしてみます。
そして、生活してみることで、気になるところは変えてみます。
移動させる際も、量を把握しているので、収納の調整も簡単になります。

我が家の場合

お片づけをする前の我が家は、ボールペンを玄関やキッチンに一本ずつ分散させて配置していました。そしてリビングの文具置き場にも配置していました。
子供の保育園に提出するお熱カードの記載に使い、料理を作る際に、今日は何と何を作ると書くために配置していました。
生活動線を考えて配置していましたが、実際は他の用途に使ってそのままにしてしまったり、使おうとした時にその場所になかったり、、、。ボールペンを探すことも多々ありました。
片づけ後は、ペンはリビングの文具コーナーに一か所にまとめました。
その後も、必要な時には出してきて記載し、元に戻す生活ができています。
文具コーナーに片付けたことで、ここに必ずあるモノと把握しているので探すことはなくなりました。めんどくさいとも思わなくなりました。使いたい時に思っていた場所になくて探す方が大変でした。

モノの定位置を決めることで、片づけのハードルがぐっと下がることはもちろん、何をどれだけ持っているかもわかるようになります。
そうすることで、買いすぎや、お家にあるのに同じモノを買ってしまうこともなくなります。
ぜひときめくものを選び切った後は、モノの定位置を決めてみてください。
そうすることで、片づける時間も短縮でき、時間の余裕も生まれてきます。

◆この記事を書いたのは・・・こんまり流®️片づけコンサルタント 石川ひとみ
築年数の経った集合住宅で、夫、2人の男の子と暮らしながら、家族それぞれがときめきを感じながら生活できたらいいなぁを目指し暮らしています。

「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでのお片づけや日々の暮らしについて、ご紹介していきます。
今回は、『あらゆるモノの定位置を決める。』についてお話ししました。

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