これ言っているうちは片づきません!今すぐ気をつけたい言葉3選

2023/09/16
  • 家は自分と家族が快適ならOK!元・超汚部屋の整理収納アドバイザー。2歳の息子と夫の3人家族。 もっと見る>>

40代で妊娠、出産。1LDK賃貸に夫と息子(2歳)の3人家族。快適な干物暮らしを目指すサンキュ!STYLEライターのおかさんです。
汚部屋から片づけられるようになり、自然と減った言葉がいくつかあります。じつは、ある言葉を言い続けているうちは片づけられませんでした。今回は過去の失敗から学んだ、片づけたければ気をつけたい言葉を3つ紹介します。

「どうせ」

「どうせ片づけても終わらない」「どうせまた散らかる」「どうせ私なんかにできっこない」
このように行動する前から否定していては自ら出鼻をくじき、自己嫌悪に陥るばかりです。ただでさえ片づけが苦手な人なら余計に辛いだけで捗りません。結果「ほら、やっぱり私には無理」と匙を投げるようになり、ますます片づけから遠のいてしまいます。

かつて私が汚部屋だった頃も「どうせ」と言って片づけを諦めていました。しかし汚部屋脱出を決意した時、「どうせ(できない)」から「どうしたら(できるか)」に考えを切り替えました。その甲斐あって片づけは成功し、整理収納アドバイザーになった今では「どうせ」で卑屈になることは無くなりました。

「時間がない」

冷凍食品を解凍している間に食器を片づけるなど、数分の隙間時間で片づけられることはたくさん!

印刷会社に勤めていた汚部屋当時は土曜も仕事、深夜残業、休日出勤も当たり前な環境でした。毎日多忙で「片づける時間なんてないよ!」と思っていましたが、お菓子やお酒を嗜む時間はしっかり確保する矛盾した生活を送っていました。過去に何度も失敗した経験で分かったことですが、じつは片づけは長時間やらなくてもできる作業です。どんなに忙しくても5分、もっと短い1分の時間でもいくらか片づけられるし時間も確保できるはずです。

たかが5分、と思うかもしれませんが食器の片づけ、冷蔵庫の賞味期限のチェック、脱ぎっぱなしにした服を洗濯カゴに入れるなどできることは沢山あります。根底にある「片づけなんてやりたくない」という気持ちを「時間がない」という言い訳にして逃げていたと今になって気づきました。

今は何時間も片づけに費やすことは滅多にありません。冷凍食品の解凍待ち、ゴミ出しついでなど数分でやれる事をちょこちょこ取り組んでいます。それに、短時間である方が疲れにくく小さい場所でも成果が見えるので継続して片づけるようになりました。

「あとで」

あえてお伝えすると「あとで」は絶対ダメではありません。体調が悪かったり気分がすぐれない日もあります。そんな時は無理に片付けなくてもOKと思っています。ただし「あとで」に甘え過ぎると片づけは大変になりやすいものです。夏休みの宿題と同様、まとめてこなすのは時間や体力・気力が相当必要で、長時間集中するのも並大抵ではありません。
数分でもコツコツ続ける方が時間もかからずスッキリします。なんといっても達成感も早く味わえるのでモチベーションにもつながります。「あとでと思ったら1つでも片づけてみる」。これをコツコツ繰り返していくと、やがて習慣になり片づけのゴールに近づけるはずです。

言葉はやがて行動になり習慣になる

恥ずかしながら私は自分を否定しがちで、片づけに限らず勉強や仕事でも同じでした。
「どうせやっても無理」
「忙しくて時間がない」
「後でやればいいや」
繰り返し言うことで何事に対しても逃げるようになり、卑屈で消極的な毎日になっていました。片づけられないと悩んでいる方は、まず否定したり言い訳する言葉をやめてみましょう。たった1つモノを捨てるだけでもいいんです。片づけはその繰り返しですから。ぜひ、ご自身が発信する言葉をポジティブにしてみてください。きっとゆっくりでも片づけられるはずです。

記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋の整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と2歳の子ども、夫の3人暮らし。在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。

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