【元汚部屋→整理収納アドバイザー】片づけでいつの間にか身についた3つの習慣
40代で妊娠、出産。1LDK賃貸に夫と息子(3歳)の3人家族。ぐうたら干物暮らしを目指す、ずぼら整理収納アドバイザーのサンキュ!STYLEライターおかさんです。
片づけられなかった汚部屋時代と片づけられるようになった今を比較すると、習慣が大きく変化したことに気づきました。今回は元汚部屋の整理収納アドバイザーが、片づけで得た3つの習慣について紹介します。
片づけを後回しにしない
夏休みの宿題を後回しにして大慌てするのと同じで、片づけも「疲れたからまた今度」「休みの日にやればいいや」で後回しにすると、モノは増え続け、増えた分だけ部屋の場所を埋めていくので生活が不便になっていくでしょう。また、膨大なモノを片づけるにも相当の時間や体力が必要になり、結果片づけが「大変な作業」として、ますます面倒くさいと見て見ぬふりをしてしまう悪循環に陥ってしまいます。
片づけを後回すことで汚部屋となった経験から、後回しにすることをやめるよう心がけました。とはいえ、汚部屋の私が最初にしたことは
・ゴミの日にゴミを出す
・賞味期限の過ぎた食品は捨てる
・サイズアウトや劣化した服は手放す
これだけでも欠かさず行うと汚部屋は回避できますし「もう少し片づけられそう」と余裕も生まれるようになりました。
片づけを全部やりきろうとしない
汚部屋の頃は「片づけるなら1日で終わらせる!」と息巻いていました。当時は片づけのノウハウも自身の片づけにおけるスタミナも知らないくせに、気持ちだけが先走っていたのです。しかし、たったの数時間で「やっぱり全部片づけるなんて無理、私にはできない」と匙を投げては汚部屋リバウンドを繰り返していました。
じつは、整理収納アドバイザーの今でも片づけで「全部やりきろう」と思ったことはありません。それはテストで毎回100点満点をとるくらい難しいことだからです。少なくとも私にとって片づけで満点をとり続けようとしても途中で「無理だ」と諦めてしまうでしょう。最悪、片づけそのものを放棄してしまうかもしれません。
事実、汚部屋の頃は「100点満点で片づけられないから全部ダメだ」と、片づけの途中でやめてしまう残念な失敗を何度もしました。
片づけは手を動かした分だけ結果が残ります。一気に片づけられるタイプの人もいればコツコツゆっくり進める私のようなタイプの人もいて、やりかたは十人十色です。そのことに気づいてからは100点満点をとり続けるのではなく、汚部屋に戻るような0点にならない片づけをしようと決めたのです。考え方を変えてからは、面倒だった片づけも「午前中、洋服の整理だけしよう」と気軽に取り組めるようになり現在の片づけかたにつながっています。
家に不要なモノがないか意識する
片づけで家の中から不要なモノを減らす努力をしても、生活している以上モノは簡単に家の中に入りこみ、増えていきます。我が家なら保育園からのお便り、郵便ポストに投函される広告などは増えやすいので意識して整理するようになりました。
ライフスタイルや趣味の変化や子どもの成長でも、今まで必要だったモノがいらないモノに変わることも少なくありません。
定期的に家の中に不要なモノがないか意識するだけでもモノが溢れることはなくなり、またモノを増やさないよう安易に買い物をすることも減りました。
まずは手を動かそう!
片づけにおいてどれも大切な習慣ですが、身につけたい!と思っていたわけではなく、コツコツ片づけをすることでいつの間にか得ていたものばかりです。
片づけでどんな行動や習慣が必要かと考えて何も行動しないよりは、まず手を動かして目の前の不要なモノを手放す作業を繰り返すことこそが、いちばん大切で、知らないうちに必要な習慣はついてきてくれはずです。ぜひ、参考にしてみてください。
記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋の整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と3歳の子ども、夫の3人暮らし。
在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。
オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。