【年収300万円ダウンでも正社員をやめたワケ】ものを捨ててついに仕事も手放した

2021/10/31
  • 建売住宅で夫と3人の子どもと暮らしています。働きながら快適に過ごせるよう日々試行錯誤中。 もっと見る>>

小5、小2、年長児のママ、サンキュ!STYLEライターのchocoです。
フルタイム正社員として長年勤めた会社を退職し、今は全く違う業種でパートタイマーとして働いています。
年収は300万円ダウン。両親からは大反対されましたが、夫は背中を押してくれました。

私が正社員をやめた理由

末っ子2歳。肺炎で入院したりと大変な時期でした

私が正社員をやめたいと思ったことは一度や二度ではありませんでした。
大きな理由はやはり子どもの体調不良です。

子どもが小さいうちは代わる代わる体調を崩し、どんなに策を尽くしても欠勤が続いてしまったときに心無い言葉を投げかけられたこともあり、「こっちは大丈夫だよ」と快く引き受けてくれても心の中の申し訳なさは膨らむ一方で、年々心が苦しくなっていきました。

仕事は楽しいしやりがいもある。
でもどれだけ気を付けていても、子どもたちは集団生活の中で体調を崩してしまうことがある、自分でコントロールできないことに心が消耗していきました。

年収が300万円も減ったらどうするの?

正社員をやめることの一番のネックは収入が減ることでした。
家計管理も特に気にせず、好きなものを好きなだけ買うような生活だったので金銭的な不安が一番にありました。

それでも最後は夫の「なんとかなるよ、したいようにしたらいいよ」の一言で踏み切れました。

実は私自身、共働きの両親のもとで育ち寂しい思いをした記憶が強く、子どもが小学生のうちは「おかえり」と迎えてあげたいという願いがありました。

また、ものをたくさん捨てて自分の心と向き合い続けた結果、「自分が大切にしたいと思うことを優先したい」という気持ちが強くなったことも大きいです。

実際やめてみてどうだった?

末っ子は来年小学生に

共働き時代にどれだけ浪費していたんだと驚くほど、収入が減った今でも赤字にはなっていません。
「収入から貯蓄額を引いて残りの額で生活する」という基本のルールに従い、月々の貯蓄額は減りましたが先取り貯蓄は厳守しています。

ものをたくさん捨ててミニマルな生活になったことで、自分に必要なものは大して多くはないと気付いたことも浪費を抑えられるきっかけになりました。

新たなスタートを切りました

よーいドン!

子どもを育てやすい世の中に、という理想とは程遠い現実の中で肩身の狭い思いをし続けてきました。
私が正社員をやめたのは、長年抱えてきた違和感にフタをせず、ものを捨てたことにより「自分の本当の想いを優先しよう」と思えたからでした。

やめた当初は「本当にこれでよかったんだろうか」と不安になることもありましたが、家計管理も軌道に乗り、仕事と家庭のバランスが取れた充実した日々を送れています。

「正社員なら続けないともったいない」と呪文のように言われ続けた言葉を振り切れたのも、自分の暮らしやすさを模索する中で固定概念を取り払うことが怖くなくなったからだと今では感じています。

記事を書いたのは・・・choco
10歳、7歳の女の子、5歳の男の子のママ。ものを減らしてシンプルに暮らす工夫、整理収納のコツをご紹介。イライラした生活から抜け出すため、ソファ・ベッド・炊飯器・電子レンジなどあらゆるものを捨ててミニマルな生活を経験。捨てすぎて支障が出始めたためミニマリストは卒業し、自分の心地よい暮らしを模索中。

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