片付け苦手!面倒なことはイヤ!そんな人こそ取り入れるべき収納のポイント
面倒くさがりで片付け苦手気質だからこそラクしてスッキリ暮らせる家を目指す、サンキュ!STYLEライターのtomomiです。
片付けに興味を持ち、片付けのプロ・ライフオーガナイザー(R)の資格を取得。その後も使いにくいと感じたり、散らかりがちな場所が出てくるたびに、改善策を考え、トライするのが趣味になっている私。
家中あらゆるところを見直してきましたが、その中でもお気に入りの収納があります。なぜ気に入っているか?を紐解いてみると、上手くいく収納のポイントが見えてきました。
最も気に入っている収納は洗面所
我が家の洗面所には、洗面台以外にも収納スペースがあります。もう2年以上ほとんど手をつけていないにもかかわらず、乱れることなく、“良い感じ”で回っている場所です。
その理由は、私の手間や煩わしさを最小限に抑えられる収納が出来ているから。
そこで、我が家の最も上手くいっている収納を例に、収納を考える上で意識したいポイントをご紹介します。
(1)使う場所の近くに収納
お気に入りの洗面所収納はお風呂と洗濯機の間に位置するので、入浴時に必要なものと洗濯カゴの収納場所にしています。
お風呂に入る時に脱いだものを洗濯カゴに入れ、入浴剤、バスタオル、パジャマ、下着を取り出す。洗濯機を回す時は洗濯カゴから洗濯ものを出し、洗濯が終わったら定位置に戻す。この一連の流れが半径1m内で完結でき、ムダな動きがありません。
洗面所に限らず、使う場所の近くに収納場所を設けることで、出すときはもちろん戻すときの面倒を軽減できます。
(2)ゆとりがある
ものがギューギューに押し込まれていると、どこに何があるかわかりにくく、出し入れもしづらいので、ストレスを感じやすくなります。
よく使うものを厳選し、「この空間もったいないな」と思ってしまうくらいゆとりある収納を心掛けることが大切です。
(3)収納場所がすぐわかる
扉を開けてすぐ、迷いなく目的のものが取れたり、戻せたりすれば、家族が自分自身で出し入れしてくれるようになります。
定位置を決め、イラストや文字でラベリングしたり、半透明の収納グッズを使ったり、上から覗けば中が見えるようにして、一目瞭然の収納を目指しましょう。
(4)家族の身長に合わせる
定位置を決めるときに考慮したいのが、家族の身長。とくに下着やパジャマなど個人のものの収納場所は、使う人が立ったまま出し入れができる位置にしています。高さは腰から胸あたりが理想です。
(5)「当たり前」に縛られない
「こう使うべき」「こうするべき」といった思い込みは一旦捨てて、自分たちが使いやすい方法、ラクになる方法はどんどん採用しましょう!
例えば、我が家では引き出し収納の引き出しを取り、洗濯ネットを放り込んでいます。取り出すときに引き出しを引く手間が省けるのと、少し高めの位置においても中が見えるメリットがあります。
また、下着はたたまず、丸めてポンと入れるだけ。タオルもふわっと適当にたためばOKとして、家事にかかる手間を極力カットしています。
それぞれの家庭に合った収納方法を見つけよう!
家族の人数や年齢、性格そして家の間取り、収納スペースは各家庭によって異なりますが、収納を整えるときに意識しすべきことは、家族がストレスなく出し入れできるか。
少ない動きでラクに手に取れて、ラクに戻せる収納が完成すると、家事がしやすく、家族も自分のことは自分で出来るようになるので、母の手間がグンと減ります。
まずは1カ所、場所を決めてトライしてください!
記事を書いたのは…tomomi
2児の母。面倒くさがりで片付け苦手気質でもスッキリ暮らせるよう収納や家事テクを考えるのが趣味。ライフオーガナイザー(R)1級。