こんなところにもマスク生活の影響が!幼稚園児の歌を聞いて気付いたこと
3歳の娘を持つ、サンキュ!STYLEライターのみたこです。
コロナ禍でのマスク生活も3年目となり、もはやマスクが完全にない生活は考えられなくなってきています。マスク生活に慣れてきたとは言え、やはり不便さを感じるのは否めず、それは大人も子どもも同じこと。
先日、娘が幼稚園で習ってきた歌を歌っているのを聞いていて、ふと感じたことがありました。
間違った歌詞で歌っているけれどそれって実は…
まだまだ知らない単語が多い3、4歳くらいの子どもは、間違った歌詞で歌を歌っていることがよくあります。
娘が歌っていたのはこの時期にぴったりな『たなばたさま』の歌だったのですが、「きんぎんすなご(金銀砂子)」の部分を「きんにくすなお(筋肉素直?)」と歌っていた娘。
思わず爆笑してしまいましたが、確かに聞きなれない言葉だし、無理もないなーと思いながら、歌詞を訂正しました。
しかしこのとき、間違った歌詞で歌ってしまうのは、もしかしたらマスク生活が関係しているのではないかという思いが頭をよぎったのです。
マスクを付けた先生から歌を習う園児たち
保育園や幼稚園に通う子どもたちは、マスクを付けた先生から歌を習っています。
(中にはフェイスシールドや透明なプラスチック製のマスクで対応している園もあるかもしれませんが。)
年長さんくらいになると、ひらがなで書かれた歌詞を見ながら歌うこともあると思いますが、年少さんでは、先生が歌ってくれた歌を耳で聞いて歌詞を覚えていくことが多いようです。
マスクを付けた先生の声はどうしてもこもりがちになってしまいます。それだけではなく、マスクで口が覆われてしまっているため、口の動きを見ることも確認することもできません。
以前、コロナ禍での子どもたちは、言葉を学ぶ機会や表情を読み取る機会を失われているという内容の記事を読んだことがありましたが、それと同じような現象が歌を歌う場面でも起きていることに気が付きました。
子どもたちの学ぶ機会を奪わないよう、一刻も早くマスクなしの生活へ
マスクは子どもも付けることが当たり前と思っていましたが、言葉の発達期の子どもたちにとっては、暑さや息苦しさだけではないストレスや学びにくさを、様々な場面で感じているのだろうなということに今回の娘の歌を通して気が付きました。
しかし、それらのストレスを子どもたち自身が気付くのは難しいことかもしれません。生まれてすぐ、もしくは、物心つく前からマスクが当たり前だった子どもたちは、この不自由な生活を当たり前に感じてしまっているかもしれません。
大人の我々は、まずそのことに危機感を覚え、このマスク生活が当たり前ではないこと、このマスク生活によって子どもに与えている影響を常に意識していく必要があると感じました。
一刻も早く、マスクのない日常が戻ることを祈るばかりです。
・記事を書いたのは・・・みたこ
整理収納アドバイザー準1級。
専業主婦、ときどきライター、常に3歳児のママ。お金をかけないインテリアと文章を書くことが大好きで、2年前に購入した建売住宅をいかに快適な場所に変えていくかを日々研究中。