『昼間の夫婦時間』をあえて作って見つけたメリット2つ
3歳の娘を持つ、サンキュ!STYLEライターのみたこです。
我が家では、娘の寝かしつけが終わり、夫が帰宅してからの約1時間が貴重な夫婦だけの時間です。ある晩のこと、夫が「同期が有給休暇を取って、子どもが保育園に行っている間に奥さんと2人でランチに行くらしい。」という話をしてきました。
娘が生まれて以来、夫と2人で出かけることなど考えもしなかった私。子どもがいるのに、夫婦時間なんてとんでもない!と『子ども第一』が大事だと思い込んでいた私。
ところが夫からその話を聞いて、娘がちょうど幼稚園に入ったタイミングだし、我が家でもやってみようかと、ランチから2人きりで出かけてみたところ、様々な発見がありました。
子連れでは行きにくい場所でランチをすることでお互いのストレスを発散!
貴重な大人だけの時間。子連れではなかなか入りにくい静かなカフェや、行列のできる人気店などに思い切って行ってみるのはいかがですか?
我々は今回、いつも「おいしそうだな」と眺めるだけだった、頑固店主が切り盛りしていそうなラーメン屋さんで昼食を取り、その後移動して、自家焙煎珈琲がおいしいと有名な小さなカフェで一服しました。
子どもがいると、静かな雰囲気の場所には入りにくいですし、子どものお行儀や食べ具合などにもついつい気を取られてしまいがち。
そのため、おいしいものを食べていても、その味を心から堪能することが難しく、自分は子どもが残したものを食べる、ということも珍しくありません。
久しぶりに、自分の思いのままに食べたいものを選び、その味をゆっくり堪能できた私。夫は夫で、私が子どもに何かと注意しながら食べる姿を見ずに食事ができたことが嬉しかったようです。
普段話しにくいことをこういう機会に話してみる
普段話しにくいことや、日々思っていることなどをお互いに話すには、夜よりも昼間のほうが向いているかもしれません。
今回私は、これから自分がどういうことを仕事にしていきたいか、今どういうことに取り組んでいるか、ということを初めて夫に詳しく話をしました。平日の夜ではお互いが疲れていて、話す側も聞く側もなかなか真剣に向き合えませんでしたが、このときは2人で意見を言いながら活発に話すことができ、夫も心から応援してくれました。
また、子どもがいる場では、どうしても子どもが会話の中心になりがち。それはそれでとても幸せなことなのですが、我が家では少し大人だけで話したいときにも、「おはなししないで!」と娘に遮られてしまうこともしょっちゅうです。
昼間のたった数時間でしたが、2人きりで真剣に話ができる貴重な時間となりました。
2人の関係性が変わっても2人だけの時間を大切に
恋人から夫婦へ、夫婦から親へと変化していく2人の関係の中でも、やはり2人きりの時間は大切であることを痛感しました。
夜にその時間を取るのもいいですが、お子さまが保育園や幼稚園に入ったタイミングで、一度だけでも昼間に時間を作ってみてはいかがですか?
私のように『子ども第一』と考えていても、あえて子どものいない2人きりの時間を過ごすことで、今後の家族の形をより良いものにしていくことがあるかもしれません。
・記事を書いたのは・・・みたこ
整理収納アドバイザー準1級。
専業主婦、ときどきライター、常に3歳児のママ。お金をかけないインテリアと文章を書くことが大好きで、2年前に購入した建売住宅をいかに快適な場所に変えていくかを日々研究中。