夫が3ヶ月の育児休業を取得!妻として心掛けたこと4つ

2022/10/27
  • 専業主婦の傍ら、時々ライターに変身するアラフォーママ。プチプラのもので生活を充実させることが得意。 もっと見る>>

10月1日より、男性の育児休業取得を推進する『産後パパ育休(出生時育児休業)』が施行されました。

8月末に息子が生まれた我が家。夫は、妊娠が発覚してすぐの段階で育休取得を宣言し、3ヶ月という長期の育休を取得することができました。

かけがえのない家族の時間が増える喜びや、1人で家事育児を背負わなくていいという安心感がありつつも、意識的に動かなければ無意味な3ヶ月間になってしまうという不安もある中で始まった夫の育休。

単なる有給休暇ではなく、有意義な『育休』にするために、私が妻として心掛けたことをご紹介します。

1. 自分の体の状態をしっかり伝える

夫が育休に入る前にまずしたことは、自分の体が出産によってどれだけのダメージを受けているかをしっかりと説明し、理解してもらうことでした。

これは、夫が育休に入るにあたり、やっておいて一番よかったことと言っても過言ではありません。産後の体は、交通事故に遭ったのと同じくらいのダメージを受けていると聞いたことがありますが、恥ずかしながら私も最近知ったことで、もちろん夫は知りませんでした。

事前に夫にしっかりと説明しておいたことで、『動けているから大丈夫なんじゃないか』と見た目だけで判断されることがなくなり、何かと私の体調を気遣ってくれました。

2. 育児より家事を進んでやってもらう

夫には育児よりも家事を率先してやってもらうことで、私の体力も順調に回復しました。

『育休』という名から、男性が育児をするために休業すると、取得する本人も周りも思っていることが多いようですが、実際は育児よりも家事をやってもらったほうが助かることが多々あります。

洗濯、掃除、料理などの家事は意外と体力を消耗するもので、実際私も息子の世話をしているときよりも、立ちっぱなしで家事をしているときのほうが強い疲労感を覚えました。

育児に張り切ってもらうことももちろん大切ですが、それに集中しすぎてしまうのではなく、家事も率先してやってもらったことで、家事の大変さも理解してくれました。

3. 自分のやり方を100%押し付けない

家事は何かと『自分のやり方』があるものですが、その全てを夫に押し付けないようにしました。

私はいい加減なところが多い一方で、洗濯物の干し方や食器のしまい方など、意外と小さいところが気になってしまうという非常に面倒な性格です。

夫に初めて洗濯物を干してもらったとき、あまりに自分とかけ離れた干し方に苛立ってしまったのですが、事細かに指示を出して夫の気持ちが折れてしまうことを恐れ、「これも一時のこと」と割り切るようにしました。

すると夫も、気持ちよく家事がこなせるようになったようで、家事への苦手意識も徐々に薄れていったようです。

4. 感謝の気持ちを忘れない

夫に何かしてもらったときには、必ず「ありがとう」の言葉を添えるようにしました。

息子が生まれる前まで家事のほとんどを私がこなしていたので、産後、夫が家事をするようになると、「これで私の日々の苦労も少しわかってもらえたかな。」と少し意地悪な気持ちを抱いてしまったのも事実です。

しかし、そのような気持ちで接していると、お互いが気持ちよく過ごすことができず、何かとトゲのある言葉を言い合ってしまうことに。

小さなことでも、夫に何かしてもらったときには「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるようにしたところ、お互いに感謝の気持ちを伝え合えるようになり、良好な関係を築くことができました。

夫婦で協力し合い有意義な育休に!

息子とお揃いのボーダーを着て横になる夫。育児には休養も大切です。

夫が実際に育休を取得するまでは、『育休をどう充実させるかは夫次第』と、他人任せな考えを持っていました。しかし、育休が現実味を帯びてきたとき、3ヶ月もの育休を決して無駄にしてはならないと、妻としてやるべきことを考え実行してみた結果、育休の半分を終えた現在、とても良い時間を過ごせています。

男性が育休を取得した場合、赤ちゃんと過ごす時間はもちろん、夫婦が共に過ごす時間が大幅に増えます。『せっかく育休を取ったのに全然動いてくれなかった』『育休を取ったら夫婦仲が悪化した』ということにならないよう、夫婦がお互いに自分なりの心掛けを持てるといいですね。

・記事を書いたのは・・・みたこ
整理収納アドバイザー準1級。
専業主婦、ときどきライター、常に2児のママ。お金をかけないインテリアと文章を書くことが大好きで、2年前に購入した建売住宅をいかに快適な場所に変えていくかを日々研究中。

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