なにがどれくらい必要?非常食の考え方
元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの山岡さくらです。
大きな災害が起きると、友人たちとの会話の中でも防災について話題に上がることがたびたびあります。
首都圏に住んでいると、実際に経験したのは東日本大震災までさかのぼることになるので、そのときには用意したけれどその後見直してない、ということもよくあるのです。
毎年見直しをしている我が家。
今回は友人が困っていた食品について、少しでも参考にしていただければ、と思い、まとめることにしました。
なにが必要?
これはもちろん、ご家庭によって、家族構成によって、変わってきます。
さらに、避難所へ行くのか、ライフラインが止まった自宅で生活するのか、によっても必要なものは違います。
避難する場合
・水
・そのまま食べられる栄養補助食品(たんぱく質が摂れるものがよい)
・野菜ジュースや青汁などビタミンが摂れるもの
・お菓子や嗜好品
自宅で過ごす場合
・水
・水以外の飲み物
・加熱して食べられる食品
大きく分けるとこのように考えています。
昨年秋に、東京備蓄ナビを参考につくった我が家の非常食リスト。
避難所へ行く場合、おなかにたまる食事はある程度配布してもらえる可能性が高いそうです。
ですが、栄養バランスがよくないので、自分でビタミンやたんぱく質を補えるものを用意しておくと安心と聞きました。
自宅で過ごす場合は、ライフラインが止まっていると考えられるので、水はもちろん、カセットコンロで簡単な調理ができるものをそろえておくとよいですね。
どれくらい必要?
まずは1人分の必要なものと量を決めて、最低3日分、できれば7日分が理想なんだそうです。
7日分備えるとなると、とんでもない量になってしまいそうですが、普段食べるものにプラスして多めにストックしておく、くらいに考えれば、そこまでむずかしくはないですよね。
水があればとりあえずは生きられます。
乾麺やお米があれば、ある程度の期間空腹はしのげます。
少しでもおいしく食べられるように、栄養を摂れるように、日持ちする缶詰やレトルト食品などを用意しておくようにしています。
水はウォーターサーバー用のストックと2リットルペットボトルで備えつつ、そのほかの食品は1次、2次、自宅避難用とわけてあります。
さらに、持ち歩いている0次の備え。
外出時に帰宅できない事態にならないとは限りません。
最低限の水と食料をバッグに入れてあれば、災害でなくとも電車が止まってしまったときなどに役立ちます。
1月恒例入れ替え
年始に食べたら翌年分をすぐに補充しているお餅。
今年も買ってきています。
賞味期限は1年以上あるので、今買っても来年のお正月まで十分にもつのです。
しかも、お店によっては在庫処分で安くなっていることもあるので、この時期に買っておくのがじつはおすすめ!
ローリングストック&見直しの時期を決める
賞味期限のある食品を頻繁に見直すのは大変ですから、日常食べるものを多めにストックしながら消費していくローリングストックがおすすめです。
普段食べないものは年に1度見直す時期を決めて、入れ替えていくようにすると期限切れも防げます。
家族の年齢によっても必要なものが変わってくるので、見直しのタイミングで種類も変えていくとよいと思います。
使わなくてよいのが1番だけれど、万一の備えは自分や家族のために必要なこと。
ずっと見直してなかったという方は、この機会に見直ししてみてくださいね。
以前にもご紹介しましたが、だれでも使える東京備蓄ナビは食品以外も必要なもののリストをつくる際に参考になります。
▼昨年9月の見直し
▼お餅以外も消費するタイミングを決めている非常食があります
▼食品以外もローリングストック
・記事を書いたのは・・・山岡さくら
整理収納アドバイザー&風水片付けコンサルタント。
片づけが苦手だった経験を活かし、セミナーやお客様のお宅でのサポート作業などをしています。プチプラシンプル収納で生活しやすいお部屋作りをご提案しています。
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