おしゃれに飾る!映える部屋作りのポイント4選
こんにちは。整理収納アドバイザー×クリンネストの中里愛子です。整理収納のマインド作りやラク家事術などを中心に発信しています。
部屋は片づけているのに、なんだかおしゃれに見えない。好きなインテリアを飾っているのになんだか野暮ったい。そんなお悩みはありませんか?今日は映える部屋の作り方についてお話したいと思います。
1,見える所はインテリア雑貨のみ
キャビネットや下駄箱の上、カウンター、壁面に、マスクや書類、文具、コード、薬など生活雑貨がのっていませんか?
こういった「生活感」がおしゃれな雰囲気を台無しにします。生活雑貨は収納の中に収めたり、死角に置いて景色に入らないようにしましょう。
しかしながら、全ての生活雑貨を隠してしまっては、不便に感じることもあります。収納に掛ける手間と見た目とのバランスをとり、家族で無理がない範囲で収納するといいですね。
例えば、毎日使うものだけはカウンターの上に置くなど使用頻度の高いモノだけを出すようにすれば数が絞られ、スッキリします。また、生活雑貨そのものをデザイン性の高いモノにし、飾るように置くのもいいですね。
2,インテリア雑貨の飾り方
インテリア雑貨を飾るには余白とのバランスが重要です。余白なく飾っては、それぞれの良さが引き立ちません。それどころか、窮屈な印象になってしまいます。
バランスをとるためには飾りたい雑貨を1点置いては離れて全体を眺めてみることを繰り返しましょう。インテリア雑貨1点に注目するのではなく、その壁面全体で素敵に見えるかを確認するのです。写真をとって景色を確認するのも有効です。
飾ることが出来なかったお気に入りの雑貨は、無理して飾るのではなく、気分転換に別の日に入れ替えるようにすれば、インテリアがマンネリ化することもなく楽しむことができます。
3,実は映えさせない飾りもの
賞状、トロフィー、お子様の工作、上手く書けたお習字の作品などたくさん飾ってはいませんか?
これらのものは住んでいる人の達成感や自己肯定感を高め、誇らしい気持ちになるために飾るものです。そのため自己満で独りよがりなインテリアになりがちです。「家族が幸せを感じる部屋作り」や「自分を誇るため」には効果的ですが、おしゃれに映えるインテリアとは目的が違ってしまいます。
どうしても飾りたい時は、一番価値あるモノを一つに厳選し、フレームをつけたり、台座にのせたりして芸術作品のように飾るといいでしょう。また、来客者をお通しするリビングや客間を避けて、自室や寝室に飾ってもいいですね。
4,テイストを揃える
部屋の中で様々なテイストの家具や雑貨が混在していませんか?1点1点は素敵なものであっても、共通点が無いものを組み合わせると、野暮ったい印象になってしまいます。家具や雑貨をを置くときは、コンセプトを決め、テイストや色味を揃えることを意識しましょう。すでにある家具の買い替えが難しいときは、クロスを掛けたり、リメイクするのもいいですね。
おしゃれで映える部屋は生活しやすいとは限りません。映えなくても目につくところに置きたいものも存在します。無理しておしゃれを突き詰めても維持できなくなって散らかってしまっては本末転倒です。ご自身や家族の価値観で、「見栄え、使い勝手、居心地」などのバランスを取る事が何よりも重要です。
この記事を書いたのは…中里愛子
整理収納アドバイザー2級認定講師×クリンネスト2級認定講師
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