サンキュ!スタイルライターになって1年。感じたことを正直にまとめました。

2022/12/16
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年間140万円分以上コストコ商品を購入してレポートする主婦!サンキュ!STYLEライターのコストコナビゲーターaoです。

サンキュ!STYLEライターとして記事を執筆するようになり、まるっと1年になりました。

今日は12月ということもあり、一年間の活動を振り返り、感じたことや、私自身の変化など正直な感想をまとめてみたいと思います。

すでに一緒に活動しているライターの皆様はもちろん、新たに加わったライターの皆さんにも、一年後の自分にワクワクしていただけるようなお話ができるように、まとめてみたいと思いますので、少し長くなりそうですが、よろしければお気に入りのお茶でも用意していただいて、のんびりと読んでいただけたら嬉しいです。

サンキュ!STYLEに応募した私の動機。

サンキュ!本誌で書いていただいた家族のイラストが似すぎているので載せさせてください。まさに家族の肖像です。

私がサンキュ!STYLEライターに応募したのは、
私が長年趣味で続けてきたブログが、Ameba公式ブログになりちょうど1年たった頃で、
「ブログを書くように好きなことを書いて、パートに行くぐらい稼げたら最高なんだけどなあ」
と思ったことがきっかけです。

私は子どもが5人いるので、全員家を出る時間も違えば、帰ってくる時間もまちまち。
幼稚園・小学校・中学校・高校と分かれているので、行事や予定などもすべて4回、とても外へ働きに出られるような状況ではありませんでした。

家族の予定に柔軟にあわせつつ、空き時間をすべて仕事に当てることができ、自宅でできるフリーランスのライターは、「コレしか無い!」と、当時の私には希望の星のように感じました。

サンキュ!STYLEに応募する前から、定期的に一社でweb記事を執筆しており、それ以外に単発での執筆依頼や取材を頂いていましたが、正直当時の月収は数千円。
0円の月もありますから、年間で計算すると月収数百円だったかもしれません。

スタートがそんな金額だったこともあり「少しでも収入が増えればいいな」ただそれだけで動き出したようなものでした。


書きたいことが書けるライターの募集って・・ほとんどない。

さっそく、ライターの仕事を探してみましたが、大抵見つかるのは文字数単価いくらと言った募集で、一通り目を通してみても「ちょっと興味ある」や「全く詳しくない」ようなテーマの記事がほとんど・・。

試しに受注したと仮定して、取り組んでみましたが、自分が得意とすることを書くわけではない分、時間がかかりすぎる上に、文字単価も低く、時給計算したら目も当てられないような金額に思わずクラクラしました。

金額以上に、書いていても全く楽しくなく、苦痛にさえ感じたので「ライターは向いていないのか?」とさえ当時は感じました。

そんな時に出会ったのが、サンキュ!STYLEライターの募集で、「ここなら、自分の持ち味を生かして記事を書けるのかもしれない」と感じ速攻で申込みました。

正直なところ「自分の得意な事を記事にして書く」というライターの募集は、ほとんどありません。

さらには、サンキュ!STYLEのように、間口を広く募集を募ってくださるようなところも、全くと言っていいほど無いのが現状です。

念願のライターにはなれたけれど・・。

ありがたいことに、サンキュ!STYLEライターの審査を通過させていただき、第3期生としてメンバーに加えていただきました。

「これで私も、フリーランスのWEBライターだわ!パートに行った分ぐらいならすぐに稼げちゃうかも?」
なんて、勝手に妄想にふけっていましたが、現実は甘くなかった。
結果を出せているライターさんを見つめては、「雲の上のような人たち」なんだな・・やっぱり・・と
日に日に存在が遠くに感じるようになりました。

今振り返れば、当時の私には問題が山積みだったので、収入につながらないのも当たり前だったのですが
当時の私は、ああでもない、こうでもない・・ともがいて頭を抱えていました。

フリーランスゆえに、指導してくれる先輩も上司も居なければ、気持ちをわかりあえる同僚もいません。
すべてを自分一人で解決しなくてはいけない、それもまた、フリーランスのライターとして始めてみないとわからないことの一つでした。


間違いなく「サンキュ!STYLE」だけです。

今振り返ると、当時の私は
あくまでも「ブログは長年書いてきたよ」という実績だけがあって、「たくさんの人が読む文章を書く」という知識はまるでありませんでした。

ブログは、かしこまったルールがあるような場ではないので、その人らしい言い回しであれば、標準語でなくとも問題ありませんし、教科書に載っているような、正しい文章表現を使わなくとも問題ありません。

しかし、WEBライターとして書く記事は、「ライター」と名乗る以上、基本的なルールも守り、誰が読んでも内容が伝わらないといけません。
そういった意味で、ブログとは、やはり別物でした。

ライター育成講座じゃないの?

サンキュ!ライターをはじめて、ショップ写真が欲しくてイメージ写真をたくさん撮るようになりました。色んなところでこれも生きています。

私がサンキュ!STYLEライターになって、一番ありがたいなと感じたのは、こうしたライターとして基本的な知識や、ルール、注意点などをwebセミナー等で、とても詳しく指導してくださった点です。

私も可能な限り参加させていただきましたが、毎回、まばたきをするのを忘れるほど、興味深い内容で、終わったあとには、降り注いだ溢れんばかりの知識に、しばし放心状態で内容を整理するのに時間がかかるほど、勉強させていただきました。

はっきり言って、ライター育成講座かな?と思うほどの内容に、「稼ぎに来ているんじゃない、学びに来ているんだ」と思うほどで、この一年を振り返るとどれだけ成長させていただいたかわかりません。

文章でも感じる『人』と仕事をしている実感。

サンキュ!推し活では、カレンダーと一緒にコーヒーが届きました。こんな細かな気配りがある企業さんってないっ!

これまでにも、いくつもの会社の方とお仕事をさせていただきましたが、とにかくサンキュ!の編集部の方とのやり取りでは、メール一つを取っても、文章から伝わる「人」の温かみを感じました。

どうしてもビジネス文書って、お決まりのフレーズの使い回しで簡素になりがちなのですが、サンキュ!にかかわる皆さんからいただくメールには、メールの文章の向こう側に「人」がいるんだなという、あたたかさや、個性までも感じられます。
それがあるからこそ、メールのやり取り一つを取っても、「差出人の○○さんに、こんな提案をしたら喜んでくれそう」「こんな内容も付け加えたら、もっといいものが作れそう」など、「ただ仕事として済ませればいいだけ」ではなく、「一緒にさらに良いものが作りたい」という、仕事に対する考え方や姿勢も学ばせてもらいました。

横のつながりが、自信ややる気に繋がる。

先日開催されたみさむーさん主催のライター交流会の記念写真

フリーランスは、上司もいなければ、同僚もいないので孤独。
はじめたころの私はそう思っていましたが、サンキュ!STYLEで記事を書くことで、同期生のライターのみなさんや、先輩ライターさんともコメントやセミナーなどで交流させていただくことができ
「一緒に頑張っている仲間がいっぱいいるんだ!」
と思えたことで、続けるモチベーションや、記事を書くやる気にもつながりました。
他のライターさんの記事を読むことで、視野が広がったり、表現や構成を学んだり、得るものも多く、常に刺激を得ることができるので、次の記事への意欲にも繋がったと思います。

収入だけを目標にしないで・・。

サンキュ!本誌にて特集頂いたのもとってもいい思い出です

どうしても、目に見えた結果が欲しくて収入を目標にしてしまいますが、私は一年経った今、それ以上に得るもの方が大きかったなと感じます。

日々の執筆や、セミナー等を通じて、たくさんの知識や経験をさせていただき、何倍にも大きく育てて頂いたことは、私の体と頭の中にしっかりと息づいていて、自分の強みになりました。

もし、始めた頃に、あまりにも思うように収入につながらず、投げ出してしまっていたら、今私が手にしているものが手に入らなかったと思うと、とてももったいないことをしたなと、後悔しただろうと思います。



一年でどう変わった?フリーランス2年生私のお給料。

現在はコストコ研究費から、コストコ新商品は賄っています。

みなさん悩まれたり、気になっていることはやはり、収入面ではないでしょうか?

私の場合は、ライター以外にもブログからの収入、PR案件の執筆等もあるので、全てを公開することができませんが、ブログは私が書きたいことを書いているので、除きまして、それ以外に「依頼されて書く案件」が現在毎月60本ほどあります。
はじめた頃は月1000円だった収入も、現在は、会社員でフルタイム働いていたときよりも、かなり多くいただけるようになりました。
2023年の目標は、ずばり、月収7桁です!(ライター部分だけでは難しい額ですが、総額でなら!と、夢は大きく!)
そのためには、働き方を少し変えて行く必要があるなと感じていますが、私の基本の考え方は変わりません。
最後の章では、私のフリーランスライターとして、大事にしていることをまとめたいと思います。

どうして発信したいの?・・実はいちばん大事なこと。

もっと美味しい写真も追求したい

基本的に私は読んだ方が「この記事を読んでよかった!ありがとう」
そう思ってもらえることをいちばんに考えています。

どんな記事であっても、その方の時間をいただいて
読んでもらっているので「よかった」と感じる読了感がないと、「時間を無駄にした」と感じてしまいます。

そのためには、常に、読者目線に立って、知りたいことや疑問を解決することを
きちんと内容に盛り込んでいく必要があります。

私は基本的にコストコ商品についてレビューを書いていますが
内容量、価格などの基本的な情報はちょっと調べたら出てくるんですよね。
それだけを書いても、読者さんには何も響きません。

そこで、どれだけ読者さんの知りたいに気がついて応えられるかで
記事の価値は変わってくると思っています。

さらには、記事と一緒に目に入る写真で
「ああ~この商品を買って、こんなお家カフェを楽しみたいな」
「こんな食卓を囲みたいな・・」
そんな風に、イメージを膨らませてもらえたら
「この記事を読んでよかった」につながるのかな?と、考えています。

ライターとして、良質な記事をしっかりと書き上げることが一番大事ではありますが
それ以上に大事なのは、読み手を第一に考えること、
そして、どれだけ熱量を注ぎ、実体験を記事にのせられるかだと思います。

自分で手に取り、舌で味わい、一つ一つ書き留めるからこそ、
他の人の感想をまとめただけのまとめ記事ではできない、
生の声を熱く語ることができるからこそ、読者さんの心にも想いは届くはず!と私は思っています。

サンキュSTYLE!ライターのみなさんは、
本当にみなさんキラキラ光る原石を持った方が多いので、
いつも記事を読ませていただきながら、新しい視野をいただいています。

みなさんが体験したこと、経験したことは、どんなに真似しても、他の方が得ることができない宝物です。
それをもっともっと、言葉で表現して、発信していくことで、
読者さんの「良かった」につながり、巡り巡って、ご自身のさらなる広がりにもつながってくるのかなと思います。

私ももっとみなさんのお話を聞いてみたいです。

これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

ao


■執筆/ao…衣食住365日コストコ品で生活するコストコナビゲーター。年間140万円分以上コストコ商品を購入してレポートする。Ameba公式トップブロガーで「aoのコストコガイドブログ!」が人気。
WEBライターとして多数記事を執筆、雑誌・TVなどメディアでも活躍中。

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