私が15年ブログを続けられた理由と毎日更新のコツ

2021/10/09
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ブログは毎日更新、その他、多数メディアで記事を執筆中のサンキュ!STYLEライターのaoです。

先日セミナーにて、ブログを15年書いているとお話したところ、続けられた理由や毎日更新するコツなどについて皆さんに質問をいただきました。

実際現在のペースはブログを毎日2~3本更新、サンキュ!STYLEの記事は9月は15記事、10月は少しペースがついてきたので、10月9日現在ですでに7記事公開しています。
その他メディアでも4~5記事を執筆しています。

今でこそこのペースが形になりましたが、私も更新が続かない時期もあったので、そんな時なら『どうやったら続くの?毎日にできるコツは?』
と聞きたかったなと思いましてまとめてみることにしました。

今回は一般の方に向けてではなく、サンキュ!ライターの皆様やライターに興味のある方に向けに書いているのでとても長いです。ご理解ください。

スラスラと、短時間で書けるようになるコツ。

入力画面に慣れるまではしかたない。

ブログもWEBライターもそうですが、その提供してるサービスや企業様によって、書き込むページが様々で、使い方も結構違います。

まずはそれに慣れ、その書き方でも自分の文章がかけるようになるまで、ちょっと時間が必要です。

案外癖のあるところもあるので、私もペースがつかめるまで苦戦をしたこともありました。

そんなときには、途中まででも良いので、まめにプレビューを見て、書いたものがどのように反映されるかを確認すると、書き込むときにも完成をイメージして書き込めるようになってくるので、慣れるのが早くなりましたよ。

自分の記事の流れができると、簡単に量産出来るようになります。

文章を表す言葉で言ったら『構成』にあたるのかもしれませんが、難しく考えないで『自分の文章の流れ』や『自分の文章のリズム』みたいなものと思ったら、つかみやすいかも知れません。

例えば私の場合は、ブログで毎日更新している『コストコ商品を紹介する記事』は大まかな流れが決まっていて、
『はじまり』→今日の商品、買った理由、今まで似た商品があったか?など
『どんな商品?』→見た目、大きさ、重さ、印象、数、商品詳細、コスパ
『どんな味?』→作って食べてみる、味の分析、感想
『まとめ』→上で書いたことをまとめる、オススメかどうか?
大抵こんな順番で書いてあります。

書く順番と書くことが決まっているので、あとは商品を変えて、穴埋め問題のようにどんどん書き込むだけで書き上げることができます。

このように『流れ』や『リズム』さえ決まっていれば、当て込むだけで形になるのでどんどん書き上げることが可能です。

商品紹介でなくとも、例えば『○○な私がやめたこと3選』だったら
『きっかけ』→続けてきたけどナゼ辞めたのか?やめようと思ったのは?
『3選』→3つピックアップ、理由
『どうなった?』→変化で変わったこと、心の変化、行動の変化、家族の変化
『結果的に』→こんな事にもつながった、ここはマイナスだった

こんな感じでしょうか。

はじめのうちは、この『』に当たることを見出しに書き込んで、その内容を文章で書き込んでいけば、途中で詰まることなく、そしてテーマもブレずに書き上げることが出来ますよ。

慣れてくれば、この流れに、書きたいことが重なって頭の中に文章が流れてくるようになるので、それをどんどん文章にすればいいだけになります。

毎日書けるようになるコツ

できない理由がヒントになる

多分ここまで読んでくださってるみなさんは、今の自分のペースにいささか不満を持っている、もしくは、もっと書けたらいいのにな~と思っているに違いないと思います。

ちょっとご自身から離れて、第三者になったつもりで
『なんでもっと書けないんだと思う?』
と聞いてみてください。

出来たら紙に箇条書きでも良いので書き込んで見てください。
何なら上司に当てた匿名のご意見箱だと思って。

「時間がない」
「スマホだと文字が打ちにくい」
「パソコンのある場所が暑い」
「集中できない」
「猫が邪魔する(かわいくてあそんでしまう)」

この『出来ない理由』がヒントになります。
これが『出来る』になったら、単純に考えて、書けるようになるってことですよね?

実はこの『書ける』環境づくりってとても大事で、案外その不便さに自分で気がついていなくて作業効率を下げてしまってることが多いのです。

私の場合も、インテリアのレイアウト上、ここがPCスペース
と言う場所があり、そこで作業していましたが、正直暑くて集中できませんでした。

でも、その場所で絶対書かないといけない。
なんて、別に規則があるようなものでもなく、レイアウト上なんとなく・・だっただけで、自分でそこで書かなきゃと決めつけていただけだったんですよね。

それ以外にも、PCが不調だったので、スマホからのほうが手軽だしどこでも書けるし・・とスマホ中心で書こう!なんて思ったら

執筆ページではなく、ネットサーフィンをしてしまったり、WEB漫画をよんでしまったりと、誘惑が多く、無駄に時間を使ってしまっていたりと、気が付かないうちに効率を下げてしまっていた時期もありました。

今は、『自分が1番気持ちよく書ける状態』を最大限に考えているので、1番使いやすい手に馴染んだPCをこだわって使ったり、季節によって1番過ごしやすい場所にテーブルを移動してそこで作業したり、とにかくちょっとでも不満を感じたら上司(これも自分)に言うようにしています。

続くことが自信になる。

みなさん。スタンプカードって好きですか?

集める集めないは別として、人って、枠がすべて埋まった達成感って好きみたいです。

子供の教育教材なんかでも、〇〇が出来たらご褒美シール貼ろうね。全部貯まったらプレゼントと交換できるよ。なんて言うものがあるのもそのあたりからなのだと思います。

私がAmeba Blogで毎日更新するきっかけになったのは、ブログのページに小さなカレンダーがありましてね、そこが、更新すると、色が変わるんです。

ある時、その歯抜けのカレンダーをみて、全部色を変えたいなあ・・。
なんて思いまして、おもしろがって試しに毎日更新してみたんです。

ところが、なかなかこれが難しい。

どうしても手が回らない日がでてきてしまうんですよね。

そこで、そういう日のために、1記事余分に用意しておくようにしてみました。

そうすると、どうしても時間が取れず書けない日にも、ポチっとするだけで穴を空けなくて済むんです。

そうこうして、全部色が変わったカレンダーを見た時に、ものすごい達成感とともに、『一ヶ月毎日なんか出来るんだ!私ってすごい』と単純に自信に繋がりました。

今思えばそこからは、これが2ヶ月になったらどんな気分になるんだろう?
一ヶ月毎日2回更新だったら?

なんて、義務感というよりは、スタンプカードを全押しする楽しさみたいな気持ちのほうが強く、挑戦し続けてここまで来たような気がします。

習慣化する

最終的には毎日更新することが、歯を磨くことみたいに習慣になれば、苦がなく続けることが出来るようになります。

まずはちょっと頑張って、一週間、毎日更新してみてください。
はじめの一週間は、更新することに意義があると思って完成度は70%ぐらいでもいいからやってみる。

普段の生活に急に毎日やらなくてはいけないことが増えるので、はじめのうちは大変だなと感じるかもしれません。
でも、一週間とにかくやってみると、手応えやわかることがあると思います。

『この時間にやると、先の家事が楽だな』とか、『このタイミングだと集中できないな』とか。

もしそこで著しく書くことが苦痛に感じたなら、毎日書くことが合わない。
もしくは、まだ毎日執筆にする段階でないのかもしれませんので、無理して進める必要はありません。

達成感があり自身がついて、『もっとこうしたら良いかな?』など少しでも気づきがあったら、自分上司にさらなる改善点を申し出て、もう一週間続けてみてください。

2週間続いたら、習慣化も夢じゃありません。
1番自分にとって効率が上がるタイミングや、場所、方法が見えてくると思います。

『執筆』の時間が加わったタイムスケジュールが出来上がれば、あとはそのまま繰り返して生活するだけ。

一ヶ月毎日更新ができるようになったらもう習慣化出来ていると思っていいと思います。

自分が1番の読者になる。

書くことに見返りを求めているわけではないけれど、なにか理由がほしい。
そんなふうに思うこともありますよね。

読んでくださる誰かに向けて、思いを綴っているのですから何か手応えがほしい。
フォロワーさん読者さんがついたり、コメントだったりイイネだったりがその象徴でしょうか?

思うように手応えが感じられないそんな方はちょっとだけ考えてみてください。

私は記事が書き上がった時に必ず、深呼吸をしてからプレビューで自分の記事を読みます。

そのときには私は筆者ではなく、私の1番のファンとして読みます。

『や~読み応えがあって、面白かった』『こんな事、知らなかった』『ここの表現、思わず頭の中に味が浮かんだ』
そんなふうに思いながらうんうん頷きます。

日本人は謙遜の文化があるので、おおっぴらに
『私の書いた記事めっちゃ良いでしょ!も~絶対読んで!』
なんて言えなかったりしますよね・・・。

自分の記事を紹介するとしても
『試行錯誤しながら、研究して、記事にまとめてみました。読んでみてくださいね。』
ぐらいだったりしますよね・・?

でも、これがパン屋さんだったら・・

『まあ・・私なりには追求して、何度も試作して、作ったんです。食べてみてくださいね。』
という食パンと

『も~このパン、私も毎日食べたいって思う大好きなパンだから、たくさん作って見たの!絶対おいしいから食べてみて』
だったら

断然後のほうが美味しそうだし食べたいですよね?

まずは自分が自分の1番のファンになって、自分が読んだらワクワクするような記事を書く。

そして、更には自分が読みたくなる記事をどんどん増やしていく。

書き上がったら、素直に楽しんで自分に最高の感想を聞かせてあげる。

自分が思わずファンになっちゃうような記事をたくさん書けたらその熱量が伝わって、同じ気持ちで読んでくれる読者さんがたくさん増えるんじゃないかなと私は思っています。

もちろん読んでくれた方の反響があれば、モチベーションも上がるし、とっても励みになりますが、はじめたばかりなどで手応えがあまりないときこそ、私のファンクラブ代表の力を借りて、自分でちゃんと評価してあげること。とっても大事です。

さいごに。

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

今回の記事は、見出しごとに分けても記事になるぐらいの内容だったために分けて書くことも考えましたが、あえてまとめて読んで頂くことで感じていただけることがあるんじゃないかと思い、長文で書かせていただきました。

私が15年続けられたのには、もっといろんな側面がありますが、その一部から取り入れやすいものをピックアップしてまとめてみたつもりです。

少しでも読んでくださった方のきっかけになれたら嬉しいです。

■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターao
Ameba公式トップブロガー
WEBライターとして複数で執筆中
大好きなコーヒーをおうちでのんびり楽しむべく、古民家をセルフリノベーションして『ヴィンテージカフェ風インテリア』を堪能中。

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