HSPって知っていますか?HSPという『気質』を知って楽になったわたしのこと

2021/09/29
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南の島に暮らすサンキュ!STYLEライターのkaoruです。


みなさんは『HSP』という言葉をご存知でしょうか。。。

少し前にテレビや本などで話題になった言葉なのですが、正式には『Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)』と言います。

ちょっと難しい言葉ですが、普通の人より繊細というとわかりやすいと思います。
この言葉を知って、これって私のことだ!!と思いました。

クラスで鑑賞した「風の谷のナウシカ」で大号泣!!


まだHSPという気質を知らなかった小6の頃、クラスで風の谷のナウシカを鑑賞した時の事です。
私はこの作品にとても感情移入し、ラストシーンで大号泣!!
クラスのみんなも私の大号泣にドン引きするほどだったので、翌日もクラスの男子にからかわれたものです。

どうしてあんなに泣いたのか自分でもわからなかったのですが、作品を見ているうちに主人公の気持ちが自分の中に入って来て感情が抑えられなくなったのを覚えています。

大勢での会話は脳がフル回転!

仕事をするようになり、打ち合わせや会議など大勢での話し合いの場に参加することがありますが、その際も繊細さんはとても大変です。

私の場合、まず大勢の人の意見をそれぞれの発言者の気持ちになって考えます。
しかも、その人の今の現状・立場などその人に関するあらゆる情報も入れて考えるので、大勢の人が発言すると沢山の情報を頭の中で処理することになりとても疲れます。

情報を頭の中で処理している間も発言が続くので、更にその発言の意図も読み取りながら情報処理をしていくことになります。

なので大勢での会話等では、私はどちらかというと聞き役に回ることが多いです。
職場等で発言が少ない人がいたら、もしかしてHSPなのかもしれません。

お世辞とかすぐに分かるので、人との会話でその人の信頼度のバロメーターも持っていますよ。


人前に出るのがとっても苦手です


学生時代や社会人になってからも、HSPという気質はとっても厄介でした。
人前で発表するという行動がどうにも苦手で、人前に出るまでに下準備は欠かせません。
これでもかっ!!というほど下準備をするため、莫大な情報を集めて処理に膨大な時間が必要になります。

そうやって出来上がった資料を説明する時、もう手足の震えがとまらなくなって声まで震えます。挙げ句には涙が出るんです。

もう苦痛以外の何者でもありませんでした。。。。
普段の何気ない会話だと問題なく意見が言えたりするんですけどね。

HSPは更に4つに分類できる

HSPにも更に細かく分類すると4つの気質に分けることが出来ます。

①刺激を求めない内向型(非HSS型HSP)
 HSPのほとんどの人がこの気質。内向的で繊細な人です。

②刺激を求める内向型(HSS型HSP)
 HSPの中では少ない気質ですが、安全の保証があれば色々チャレンジするのがこのタイプです。

③刺激を求めない外交型(非HSS型HSP)
 HSPの中ではこちらも少ない気質ですが、人との距離を上手に保ちながらも少しの事でストレスをためやすいのがこのタイプです。

④刺激を求める外交型(HSS型HSP)
 とても意欲的でリーダーを任されることも多いですが、実は影で一人反省会を毎日繰り広げているのがこのタイプです。

私は④のHSS型HSPに該当します。
周りからはしっかり者だと思われていたようで職場の長も任されてきたのですが、毎日一人反省会をするほど色々思い詰めるタイプでした。
*イヤと言えないのもHSPの特徴です
そのせいで適応障害という病気を引き起こしたほどです。。。

また、興味のあることにはすぐに飛びつき、そのための行動も惜しみません。
私の場合、趣味の100円ショップパトロールもその一つで、情報発信の為にインスタを毎日更新することはとても楽しく苦ではありません。

コロナと病気の時期が重なり働くを見つめ直した私


私が病気を発症した頃は、ちょうどコロナが流行した頃と重なります。
休職した期間は、まさしく自分の中での「緊急事態宣言」でした。
心も体も休めるが目下の目標になり、家族など必要最低限の人だけとの関わりになりました。

その後仕事も辞め、外で働く事が当たり前という重圧を降ろした事で今はすごく気持ちが楽です。

きっかけは病気と社会情勢でしたが、自分の気質を知ることで自分が笑顔でいられる居場所を見つけられたのは自分にとってとても大きな財産になりました。
生きづらさを自分の利点にして自分らしく笑顔でいられるように、日々の暮らしに幸せを感じながら、ライターという新たなステージに立てていることは本当にありがたく思っています。今後はライターを本業にすべく頑張っていこうと思っています。

長文読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いたのは。。。

kaoru
南の島に暮らす2人の女の子のママ。
子宮内膜増殖症・適応障害・潰瘍性大腸炎を発症!
病気を経て好きな事を楽しむ生活を送っています!
3度の飯より100円ショップが大好き!
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