【ねんのため】“デジタル時代の困った”を減らすために、大切なアナログ感覚(その1)

2023/05/29
  • 年間200万円貯蓄を10年以上継続した、FP2級の社労士です。スイーツ大好きな2児のママ。 もっと見る>>

こんにちは。サンキュSTYLEライターで、2児の母のはらともです。

デジタル化がどんどん進んで、ついていけないことが多くなりました。
一方で、まだまだアナログも残っていますね。

最近感じた、出番が減りつつあることで、子どもに教える機会がなかったこと
普段は困らないけど、実際に教えてよかったことをご紹介します。

1.ねんのためのおかね

普段の買い物は、クレジットカードやスマホ決済で済ませることがほとんどですが、
保育園の副食費や、子どもの習い事の集金代、矯正歯科の代金など、
現金で支払わなくてはいけない出費は毎月あります。
そのため、毎月一定額は、小銭と千円札を普段の財布と別にして封筒にいれています。

先日、お気に入りのパン屋さんの行列に朝から並んでいたのですが、
前に並んでいた人が
「げっ!ここ、現金しか使えない。現金持ってないよー」と言って、
10分以上並んだ列を離れて帰っていました。
娘(6歳)は、せっかく並んでいたのに、どうして前の人がいなくなったのか
不思議で聞いてきました。

「おかねをもっていなかったんだって。スマホで払えるお店もあるけど、
ここのパン屋さんは、おかね(現金)でしか買えないから、帰ったんだよ」
と伝えるとわかったようでした。
「お買い物の時は、一応お金も持たないとね」と話しました。

 そして、数日後、いくつかある自分の財布の一つに
「ねんのためのおかね」とかいていました。
子どものすなおな発想に、ほっこりしてしまいました。
現金を持つことも、まだまだ必要ですね。

2.公衆電話のかけ方

携帯電話があるので、街でもほどんど公衆電話をみかけなくなりましたね。

ふと、子どもに何も教えないで公衆電話から電話をかけられるか
試してみましたが、いきなりやらせてみてもできないものでした。

受話器を持ち上げてから、テレホンカードやコインを入れて、
ダイヤルボタンを押すだけなのですが、
最初にお金を入れて、すぐに下にお金が戻ってきて、
またお金を入れて下に戻ってきて・・・を何度か繰り返し試して
ようやく先に受話器を持ち上げていました。

その上、ボタンをしっかり押さないとうまく反応してくれず、
なかなか電話をかけることができませんでした。

普段やらないことって難しいんですね。
災害時など、もしものときには知っておくといいなあと感じました。

3.切符の買い方

上の子が小学生になってすぐに、子ども用のSuicaを作りました。
かれこれ、5年以上Suicaで電車に乗っていました。

最近、Suicaを持ち歩くのを忘れてしまって、
切符を買わせてみたのですが
教えていなかったので、
なかなか買うことができませんでした。

Suicaの便利さを知りつつも、
元々のシステムを理解して電車に乗ることも
いざというに大切だなあと感じました。

4.一番大切なことは

色々なモノがあり、場所によってもやり方は様々ですので、
全てを覚える必要はないと思います。

そんなご時世で、一番大切なことは、
「分からなくて困ったこきは、そこにいる人に聞く」ことを教えています。
まずは、自分で考えること。そして、考えても分からないことは、
恥ずかしがらずに、すなおな気持ちで聞くように子どもに伝えています。

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