38歳で総資産4,200万円のヒミツは「木を育てるイメージ」で資産管理すること

2023/11/05
  • 整理収納アドバイザーで船舶料理士、2児のママ。家事は1日1時間!「理想の母」やめました。 もっと見る>>

こんにちは。元海上保安官で2児の母、夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているサンキュ!STYLEライターの川﨑みさです。

お金の資格も特になく、数字の勉強はどちらかといえば苦手なわたしですが、しっかり貯められているのは、資産管理を「木を育てるイメージ」で考えているからです。

最初に貯めた生活防衛費という名の「根」

わたしにとって一番大切なのは「安定した日常生活」です。その安定した日常生活を守るために必要なのが生活防衛費。

わが家の生活費は月に約14万円です。もし、夫がケガや病気で働けなくなった場合を考えて、夫が回復するまでの間も家族が安心して暮らせるよう生活を守るための費用として、生活費の1年分と予定外の出費分で200万円を目標に、結婚後から貯金を始めました。

この200万円の生活防衛費が「根」の部分として生活を支える土台になるため、真っ先に貯めようと、わたしは考えたのです。

「幹」はリスクの低い資産運用で太く育てる

生活防衛費が貯まってからは、共済貯金や個人年金保険などの元本割れの心配がなく、銀行より少し金利の高い「リスクの低い資産づくり」を始めました。

共済貯金は月2万円、ボーナスで20万円自動引き落としで、年間64万円を貯金しています。

この「リスクの低い資産管理」は言わば「幹」の部分で共済貯金、個人年金や外貨建て終身保険など1つ1つは少額でも、ガジュマルの幹のように、より合わさることで太くなり、倒れにくい資産の柱にするイメージで貯めています。

「実」は高リスクのものを少しだけ

もし運用を失敗しても木そのものが倒れない金額でやっているのが「実」のイメージの高リスクな資産運用。

具体的には、つみたてNISAを年間40万円を去年から運用しています。40万円にした理由は、もし、運用に失敗しても月3万円ほどのお金なら「夫のお小遣い程度」だと思えるから。

この、つみたてNISAは増えたらラッキーくらいの気持ちで始めたのですが、子ども達のジュニアNISAも合わせると、去年の配当金の合計が、なんと約7万円に。

思った以上に増えたので、一瞬「もっと投資額を増やせば、もっと配当金が増えるかも」と思いましたが、欲張るとロクなことがないので、やっぱりつみたてNISAは年間40万円のままこれからも運用していく予定です。

お金は貯める順番がとても重要

まずは、「根」の部分となる生活防衛費。そして安心して暮らせる生活の土台が、整ったところで、「幹」となるリスクの低い資産運用。そして最後に、余力があれば「実」のイメージで少額の高リスクな資産運用をする。これがわが家の貯め方です。

ついついハイリターンな高リスクの運用が魅力的なので大金をつぎ込みたくなりますが、コツコツ堅実に貯めていくのが貯金の一番の近道だと考えています。

この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!

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