【防災】0次(外出時に発生した災害へ)の備えをしていますか?

2025/02/09
  • 整理収納アドバイザーで船舶料理士、2児のママ。家事は1日1時間!「理想の母」やめました。 もっと見る>>

広島県在住、もと海上保安官で2児の母。7年前の西日本豪雨災害で被災したサンキュ!STYLEライターの川崎みさです。

皆さんは、0次(外出時に発生した災害へ)の備えをしていますか?災害はいつどこで起こるか分かりません。わたしは自分自身が被災するまで、災害への備えについて真剣に考えたことがありませんでした。

しかし、7年前に西日本豪雨災害で被災してから、色々な場面で被災することを想定し準備をしなければ、と思うように。その一つが0次(外出時に発生した災害へ)の備えです。

よく行くスーパーでの買い物中に地震がきたら?

わたしは買い物中や家の近所を散歩する際に、子どもたちに「さて問題です!もし今地震がきたら、どこに避難すればよいでしょうか?」と、クイズ形式でよくこのような問題を出しています。すると、子どもたちはサッと周りを見回し安全に避難できそうな建物を探します。

海上保安庁での訓練の応用ですが「もしも今〇〇が起こったら、どう動くのが最善か?」を、子どもたちと考える機会を増やして、外出中に災害が起こった場合にも子どもが適切な行動ができるよう日頃から「セルフ防災訓練」をしています。

家の近所のどこに「公衆電話」があるのか知ってる?

皆さんは、家の近所のどこに「公衆電話」があるのか知っていますか?

災害発生時は、家族や友人の安否確認のために大勢の方が一斉にスマホを使うので、通信制限などがかかり、一時的にスマホがつながりにくくなります。以前のわたしのように、災害で電波を経由する施設が壊れ、家の周辺でスマホが使えなくなるケースもあります。

そんな時に、便利なのが「公衆電話」。公衆電話は、通信制限がかかりにくいため災害時でも使える可能性があるのです。「災害時にスマホが使えなくても公衆電話ならつながるかも」と、知っているだけでも0次(外出時に発生した災害へ)の備えになります。

家の近所のどこに「自動販売機」があるのか知ってる?

「公衆電話」と同じくらい、家の近所のどこに「自動販売機」があるか知っておくことも大切です。もちろん、使用は身の回りの安全を確かめてからになりますが、飲料水を確保するためにも「自動販売機」の位置を知っておくことは、0次(外出時に発生した災害へ)の備えになります。

「現金」も立派な防災アイテム!

キャッシュレスが主流になった今の時代でも、わたしは必ず財布に5千円ほどの現金を入れて持ち歩いています。さらに、被災してからはお金をおろす際に1万円札ではなく千円札でお金をおろすようになりました。

なぜなら、災害時には停電により電子マネーやクレジット決済が出来ないかもしれませんし、「おつり」を貰えない可能性もありますよね。そんな時でも、多少の額なら諦められるように千円札でお金をおろすことと、小銭が多少は残るように支払いをすることが、被災後からわが家の習慣になっています。

他にもできる!0次(外出時に発生した災害へ)の備え

他にも、防災ボトルを作って車の中に置いたり、外出時に災害が起こったときも慌てずにすむように、財布の中に毎日飲んでいる薬を5日分入れて持ち歩いています。また外出時に災害が起こったときに、持ち歩いている鞄がそのまま防災バックになるように、普段使いもできて災害時にも役立つ水筒なども忘れず持ち歩くようになりました。

この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増える暮らしの工夫を発信中!

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