片づけのプロでも「家が散らかる!?」片づけのカリスマ「こんんまり発言」に思うこと
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整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
片づけのプロとして、世界的にも有名なこんまりさんこと近藤麻理恵さん。
そのこんまりさんの「私の家は散らかっている」という発言が話題になっています。
「えっ、片づけのプロでも散らかるの!?」
なんて思った人も多いのではないでしょうか。
今回はこの話題に対して私自身が感じたことを書いてみたいと思います。
衝撃が走った、こんまりさんの告白
「ときめき」を基準にしたこんまりメゾットで脚光を浴びた当時、こんまりさんは独身でした。
幼少期から片づけが大好き!
片づけにかける時間が十分にあり、整った空間を保つのは比較的容易だったのではないかと思います。
けれども、現在は3児の母。
家事に育児に追われる日々を送っており、以前のように片づけができなくなったとのこと。
記事では片づけを諦めた様子が書かれています。
結論:片づけのプロでも家は散らかる
今朝起きたら、ワークスペースがこうなっていました(汗)
作業途中で寝ちゃったの??
よく、「片づけのプロの家だからいつでもキレイでいいなー」と言われますが、実際は一人でも散らかってしまうことは珍しいことではありません。
まして、こんまりさんは幼少期のお子さんが3人いる主婦。
子供が3人いたら散らからないわけがない!と私は思うのです。
あえて、いつでもスッキリは目指さない!
よく片づけサポートのお客様には「いつでもスッキリは目指さなくていいです」とお話ししています。
『今まで、私は片付けのプロでしたから、常に家を片付けておくように頑張っていました』と語っていました。『自分にとっていい意味で、ちょっとあきらめがつきました。今、私にとって大切なのは、家で子供たちと楽しく過ごすことだと実感しています』」
こんまりさんは記事内で、このように語っています。
子供との時間を優先するなら、片づけは二の次三の次。
物が多くても本人が快適に過ごせるならOK!
よく「SNSのような片づいた家にしたい」と言われますが、実際は人真似をしてもどこか違和感があり「快適」と言い切れないことが多いです。
「快適」の形はほとそれぞれ。まずは「自分の快適」を知る
「何を優先したいかを決めること」
そのの為に、まず今の自分が「どんな状態であれば快適なのか」という、自分の軸を知ることが大切です。
片づけって、極端に物を減らすことや、常にスッキリさせておくのが正解ではないのです。
個人的には「あっ晴れ!」と思った、こんまりさんの告白
片づけのプロとして第一線を走ってきたこんまりさん。
「私の家は散らかっている」というのはとても勇気が言ったと思います。
「いつでもスッキリしたい」
と、高すぎるハードルを掲げている人には、心強い告白だったのでないでしょうか。
やはり、私のような小者が「頑張りすぎなくていい」というよりはずっと破壊力があるし。
日本のSNS上でも近藤氏の発言が話題となり、「えー!? 」「こんまりが『片付けを諦めた』って凄まじいな」「大変だ。こんまりさんもさすがに子ども3人で片付けを諦めたぞ」と驚きの声が続出。「育児って本当に大変」「子供3人いたら、片付かないよね」と近藤氏に同情する声や、「安心した」「こんまりさんでも諦めたなら仕方ない」などと安堵する声も聞かれた。
元気づけられた方も多いようです。
こんまりさんのあっ晴れな発言。
片づけに追われて息苦しく感じている方に届けばいいなと思います。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。
コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
米エンタメ系メディアの「E! News」は29日、「近藤麻理恵が家の片づけを『ちょっと諦めた』理由」と題した記事で、同様にワシントンポストの記事について触れた。また同記事では過去の他メディアの報道も紹介。長女誕生時には娘のために「断捨離」を行ったものの、次女の誕生後は自分の片付けについて「より寛容になったと思う」と発言するなど、近藤氏の片付けに対する考え方の変化が書かれている。