【やめた家事】片づけのプロがやめて正解だった「いつでもスッキリした暮らし」

2022/06/01
  • 整理収納アドバイザー。無印×時短家事で50代からのシンプルライフのコツを発信  もっと見る>>

片づけのプロ・ライフオーガナイザーのおだけみよです。

毎日の暮らしを楽にするコツは「何かをやめること」
新しい家事を増やすよりも、家事をひとつやめると、ひと手間減り快適に繋がります。

「やめた家事」は人気のテーマのひとつです。
今回は私が一番やめてよかったことを紹介します。

片づけのプロだけど「いつでもスッキリした暮らし」やめました!

「片づけのプロっていつでも部屋がスッキリしてそうですよね~」
「いつも、おうちきれいなんですよね~」

「片づけのプロ」っていう肩書なので、そういうイメージがありますよね!?
でも、「そうでもないですよ」って答えることが多いです。
謙遜でもなんでもなく、実は「そうでもない」ことも少なくはありません。

以前は「閉店ガラガラ」を毎日目指していたけれど…

一時期、SNSなどでよく見かけた「閉店ガラガラ」
キッチンをピカピカに掃除してリセットしてから就寝すること…だそう。

確かに、朝起きた時にこういう状態であれば気分がいい!!
だけど、「今日は疲れたから…」と、後に回したい日だってある。
その日その日でやる気やモチベーションに差があっても当然。それが人間だもの…。

でも、以前はそれができなかった自分を必要以上に責めたり、罪悪感を感じることが多々ありました。

いつも100点満点は目指さない!

「疲れた日はシンクにさっとお湯をかけて汚れが残らない程度にできればOK。」

いつでも100点満点を目指さない。
そう気づいてから、100点はなくても「これさえできたら合格」というラインを作りました。
こうすることで、必要以上に自己嫌悪に陥ることはなくなりました。

片づけられなくてイライラ…は片づけあるある

片づけの相談を受けていると、あるあると言っても過言でないほど同じお悩みをよく聞きます。

「子供が散らかすたびにイライラします」
「今日はやろうと思ったけどできなくてイライラします」

大人一人の私でも片づけを後回しにしたい日があるのに、お子さんが小さいとあちこち散らかっちゃうのは当たり前。
そして疲れちゃってできない自分がダメなんてことありません。

お手伝いさんなどがいれば話は別ですが、
おもちゃや食事の後片づけなど、その都度すっきりリセットするのは大変。
そのたびにイライラしていたら、ママ自身がが辛くなりすぎてしまいます。

目指すのは「15分でリセット」できる部屋

「いつでもスッキリした暮らし」をやめて、今意識しているのが「いつでも短時間でリセット(元の状態)できる部屋」です。

短時間の大まかな目安は15分前後。
大人も子供も集中できる時間目安が15分だそうです。

15分という短時間で戻せるから大丈夫…という確信があれば、
ちょっと散らかったくらいでイライラすることももなくなります。

見方を変えると暮らしはぐっと快適になる!

いつでもスッキリが当たり前
就寝前にリセットは当たり前

当たり前だと思っていることを、少し見方を変えると暮らしはぐっと快適になります。

●この記事を書いたのは…おだけみよ

ライフオーガナイザー。
汚部屋主婦から片付けのプロに。
個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動、
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
サンキュ!STYLEでは片づけ、掃除、料理など、家事がラクになるコツを発信中!

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