
【その書類捨てないで!】子育て家庭が知っておきたい「捨てちゃダメな書類」とその保管期間
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整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
新年度が始まると、子どもの書類や家庭の手続き関係などで、家の中がなんだか紙だらけに…。
「これ、いつまで保管すればいいの?」「捨てたいけど不安…」と、書類を何となく残したままになっていませんか?
書類は意外と場所を取るうえに、どこにしまったか分からなくなると探すのもひと苦労。
そこで今回は、子育て中の家庭でも無理なく管理できる「残すべき書類」と「保管の目安」をわかりやすくご紹介します。
捨てちゃいけない!家庭で大切に保管すべき書類
まずは、「これだけは絶対に取っておこう!」という大事な書類から。
1.不動産関係:権利証、売買契約書など
2.年金関連:年金手帳、年金証書、最新の年金定期便
3.税金関連:源泉徴収票、固定資産税の通知書など
4.保険関連:保険証券、契約書
5.資格認定書:免許証、資格証明書など
これらは、再発行が面倒だったり、時間がかかるものばかり。
引っ越しや大掃除のときにうっかり捨ててしまわないよう、保管場所をきちんと決めておきましょう。
迷いやすい書類の「保管の目安」もチェック
次に、「これは取っておくべき?捨ててもいい?」と判断に迷いがちな書類の保管期間の目安を見ていきましょう。
医療費の領収書
医療費控除を申告したら、申告から5年間保管がルール。
例:2024年分を申告→2030年3月15日まで保管。
予防接種の記録・問診票の控え
保育園・幼稚園・小学校入園時や転園・転校時、さらには就職時などに確認を求められることがあります。
母子手帳とセットで管理しておくと便利です。
児童手当関係の通知書類
申請時の控え、現況届の写し、振込通知書など。
万が一のトラブル時に確認できるように、数年は保管しておくと安心です。
保育園・幼稚園・学校関係の重要書類
・入園(入学)許可通知
・保護者向け配布資料(年間スケジュール、緊急連絡網など)
・個別支援計画や相談記録(必要に応じて)
最新のものを残して、古くなったら見直して入れ替えましょう。
通帳
通帳を使わない「通帳レス」も選択肢に。紙の通帳はローン審査や確定申告で必要になる場合があるため、念のため1~5年は保管を。
処分するときは、シュレッダーや銀行での回収など、個人情報の扱いに注意を。
源泉徴収票
確定申告をする人は申告が終わるまで保管。その後も税務署から問い合わせがある可能性を考えて5年保管が安心です。
「ちょっと不安…」な書類は確認してから処分を
家庭内の書類は、すべてがすぐに捨てられるわけではありません。
不安なときは、ネットで調べるか、役所や関係機関に問い合わせるのが安心です。
「とりあえず全部とっておく」は、後々の整理が大変に…。
大事な書類だけをコンパクトにまとめて、子育て中でもラクに管理できる環境づくりを始めてみましょう。