
片づけのプロもやらかしていた!片づけが続かない人がやりがちな【NG片づけ】
片づけと無印良品で、シンプルに暮らすコツを発信中!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
子育てと家事に追われる毎日。気づけば部屋がごちゃごちゃ…。
なんてことはありませんか?
実は私も、元・汚部屋住人でした。
家事や育児に追われ、部屋に足の踏み場がない…なんてことが日常茶飯事でした。
きっかけは、テレビの片づけコーナー。
「私もこんなふうに片づけられたらなぁ」と思い、少しずつ行動してみたら、部屋がすっきりしていくのが楽しくなり、今では、整理収納アドバイアーとしてお仕事をしています。
そんな私ですが、片づけに失敗していた頃は、気づかないうちに“うまくいかないやり方”を繰り返していました。
この記事では、「片づけたい!」と思っているあなたにこそ知ってほしい、ありがちな「NG片づけ」をまとめました。
当てはまることがないか、チェックしてみてくださいね。
NG1. 収納用品から買い始める

「とりあえず収納ボックス買ってくれば、なんとかなる!」と、お店でかごをまとめ買い。
私もよくやってました…。でもこれ、かなりの高確率でリバウンドします。
収納に入れれば一見片づいたように見えるけど、使わないものも一緒に詰め込んでるから、すぐものが入らなくなり、ごちゃついてきます。
まずは「いらないものを手放す」ことからスタート。
収納用品を買うのは、必要なものだけになったあとでOKです。
NG2. とりあえず他の部屋に移す
リビングが散らかってきたら、とりあえず子ども部屋や寝室に移動して見た目だけスッキリ…。
これも以前の私の定番パターンでした。
でも、これって「片づけ」じゃなくて、単なる「移動」なんです。
いずれどこかで限界が来て、また元の場所に逆戻りするか、別の場所に移動するかになってしまいます。
「使っていないものは手放す」が大前提。
“開かずの間”を作らないように意識することが大事です。
NG3. きれいに並べるだけの収納
カトラリーや文房具、きれいに並べると達成感あるし、SNS映えもする。
でも、それだけじゃすぐにぐちゃぐちゃに戻ってしまいます。
本当に大事なのは「使ったあと、ラクに戻せるかどうか」。
頑張って並べるより、無理なく続けられる収納の仕組みを意識しましょう。
NG4. SNSやテレビの真似をそのままやる
SNSで見る“統一感バッチリの収納”、憧れますよね。
でも、そっくり真似してもうまくいかないことがほとんど。
家庭の人数や持ち物、生活スタイルはそれぞれ違います。
「参考にする」のは◎、「そのままコピー」は△。
自分に合ったやり方を見つけることが、続けられる片づけのコツです。
NG5. “隠す収納”に頼りすぎる

カゴやボックスで中を隠す収納、ぱっと見きれいに見えますよね。
でも、中に何が入っているのかわからなくなって…
・同じ物を何度も買ってしまう
・探しものが増える
・結局ごちゃついてくる
…そんな経験、ありませんか?
“隠す”ことより、“把握できる”ことが優先。
中身が見えやすい・取り出しやすい収納を心がけましょう。
まずは「整理」から始めよう
片づけって、「収納」を整えることだと思いがちですが、実は最初にやるべきなのは“整理=不要なものを手放すこと”。
NG片づけを知っておくことで、「がんばって片づけたのに、なぜかうまくいかない…」という失敗を減らすことができます。
春は気持ちも軽くなる季節。
このタイミングで、NG片づけを見直してみましょう。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
整理収納アドバイザー/サンキュ!STYLEライター。
汚部屋住人から片づけのプロになり10年超え。
セミナー講師や片づけ作業サポートの他、
WEBライターとしてオンラインで片づけのコツを発信中。