【人生の先輩】心に響いた3つのアドバイス
汚れもイライラも溜めない暮らしを目指す、サンキュ!STYLEライターの坂田亜希です。家事代行業ハウスクリーニング士の観点から日々のちょこっと掃除を楽しく続けられるコツをお伝えします。今回は、掃除の事ではなく、人生の先輩から受けた、心に響いた3つのアドバイスについてご紹介致します。
日々の教訓に
私は、家事代行の仕事をしております。仕事を通して、たくさんの経営者の方とお話をさせていただくことがあります。ほとんどの方が、私より年上で、人生の大先輩です。その皆さんから、ふと言われた言葉を教訓にして日々生活しています。その教訓を3つご紹介致します。
1,少し背伸びしたことをしてみる
まず、ひとつ目は、「少し背伸びしたことをしてみる」です。今の自分の立場や経済力を考えて、ここまでかなと無意識にセーブをかけてしまいます。しかし、先輩方に、「1年で1回でもいいから、身の丈に合わないことをしてごらん」と教えて頂きました。例えば、飛行機に乗る時に、エコノミーのところをビジネスクラスにランクアップしてみたり、宿泊するホテルの部屋をグレードアップしてみたりと1年の間に何回かチャンスはあると思います。違う世界を垣間見ることが大切だと教わりました。そして、垣間見た世界を当たり前にしていきたいという意欲が成長につながるそうです。
2、時々、子どもに本物を味わわす
ふたつ目は、「子どもに本物を味わわす」です。いつも子どもに贅沢をさせろという意味ではなく、時々、本物を食べさせてあげるという事です。かにかまを蟹だと信じていた我が子。初めて本物の蟹を食べたときに、「これ蟹じゃない」と言いました。さすがに焦りました。本物をずっと食べさせてなかったからだと苦い経験があったので、この先輩の言葉はすぐに納得しました。時には、背伸びしてもいいお肉を食べさせてあげる。そして、子どもが成長し、大人になり、自分の財力で食事をする際に、子どもの頃に食べたあのお肉を食べられるようになりたいなというモチベーションのひとつにもなります。贅沢が全てという訳ではなく、時には、贅沢な食事をするのも、気持ちを満たし、仕事の活力に繋げていくことができるということです。
3,小さな成長を続ける
そして、最後は、「小さな成長を続ける」ということです。これは、特に大人に言えることです。大人は、ついつい毎日のルーティーンで時間が過ぎ去ってしまいます。しかし、小さな成長を意識していくことで、人間力も上がっていくからねと教えて頂きました。毎日10分読書でもいい。毎日子どもと英単語を覚えるでもいい。毎日資格の勉強をするでもいい。なにかしら、昨日知らなかったことを学び続ける姿、その背中が子どもの成長に影響を与える事にもなります。常に成長を続ける親の姿に、子どもも「こうしていこう」と思ってくれます。小さな成長は、親の背中を見せていくチャンスだよと教わりました。
先輩方の言葉
人生の先輩方の話を聞いて、どう思うかは人それぞれです。私は、この3つのアドバイスはとても心に響きました。日々時間に追われ、成長することを忘れてしまいがちです。毎日は無理だとしても、2日に1回は成長するように意識して動くだけでもOKだと思っています。成長したなと感じたら、ご褒美として家族でいいレストランに行ってみる。本物に触れる。そうして感性を親子共々磨いていけたらなと思います。この教訓を大事にしながら、自分にできることをやっていきたいなと思います。
記事を書いたのは・・・坂田亜希
家事代行業ハウスクリーニング士。キレイにすることが大好き。家事代行を通して、お客様の日々の掃除の負担を減らし、時間と気持ちにゆとりを生み出すこと意識しております。洗剤や道具の上手な使い方などを発信していきます。