「片付いてなくて、ごめんなさい。」家事代行ママが、よく言われる言葉に思うこと
「家ではそんなに頑張れない」という日にも使える、時短・簡単レシピをお届けしているサンキュ!STYLEライターのこじゆかです。
完璧主義とワンオペで育児に悩んだ経験から、お母さんの1番近くで寄り添える「家事代行・産前産後サポート」の仕事をしてきました。
その中で、よくお母さんから言われた言葉が「片付いてなくて、ごめんなさい。」でした。
家族ではない人間を、家の中に入れること…
お母さんにとっては、やっぱりハードルがあると感じます。
そんなとき、家事代行に伺う立場だった私がどう感じていたかをシェアしてみたいと思います。
家に訪問して見るのは、物の配置
まずおうちに伺って見るのは、物の配置です。
料理や掃除を、時間内にどう対応するか考える必要があるからです。
料理の依頼であれば、調味料や調理器具、食材の場所をチェックします。
ゴミ捨ての分別方法も確認します。
掃除の依頼の場合は、掃除用具がどこにあるかのチェックが先です。
つまり、「家が片付いているかどうか」を問題にはしていないのです。
散らかっているのは、他のことに注力している証拠
わたしの家も、散らかっていることが多々あります。
仕事が詰まっていたり、元気な子どもたちが思いっきり遊んだりしたら床におもちゃが散乱しています。
でも、そこに罪悪感をもつことはないと思います。
◎掃除よりも、優先しなきゃいけないことがあったのでは?
◎料理よりも、仕事や子どもとの時間を大切にしたいのでは?
その人の価値観や置かれた状況によって、優先すべき(したい)ことがあって「家事」が後回しになることもあると思います。
別の見方をすれば、それは「家事以外のこと」に注力していただけです。
謝らなくて大丈夫
「片付いてなくて、ごめんなさい。」
こんな言葉と一緒に、気を遣ってくださるお客さまが多かったのですが、決して謝る必要はありません。
必要があるから、家事代行の依頼をしてくれのですから。
サポートの回数を重ねるたびに、「自分」を取り戻していくママたちの表情を見る瞬間が本当に最高です!
家事のヘルプが必要な時は、家の散らかりなんて気にせず、家事のパートナーとしてどんどん頼ってみてください。
◇記事を書いたのは・・・こじゆか
産前産後サポート・家事代行の仕事を経験。
小4男の子・年長女の子のママ。
「ママになってもやりたいことを諦めない!」が
モット―。
自分の時間を大切にできる「時間を生み出すレシピ」や「家事のコツ」を紹介しています。