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ポイントは「しまいやすさ」!散らからない家の秘訣を整理収納のプロがズバっと解説
好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する整理収納コンサルタント、ティールです。
みなさんにとって“理想の収納“とは何ですか?「取り出しやすく、しまいやすい収納」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?確かにどちらも大切ですが、「家が散らからないこと」が第一優先であれば、より重要なのは「しまいやすさ」なんです。
ということで今回は、「しまいやすさ」を重視して!散らかりにくい家づくりのポイントを整理収納のプロが解説していきます。
“やりすぎ“はかえって片付けにくい
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例えば子どもの細かいおもちゃ。最近は100円ショップの仕切りの付いたケースに収納するのが主流ですよね。確かに、1体1体キレイに仕切って見栄え良く収めることができ、取り出しもスムーズです。
ただ、子どもが遊び終わった後で片付けをすることを考えると、どうでしょう?「ご飯の時間だよ」、「寝る時間だよ」と急かされる中で、しまうのには少々ハードルが高いと思いませんか?最悪の場合、片付けを放棄してしまう可能性も考えられます。
仕切り付きのケースはあくまでも、コレクター向き!子ども自身の片付けやすさをイチバンに考えることが、散らからない家づくりにつながりますよ。
「取り出しやすさ」と「しまいやすさ」を両立させる
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例えば洗濯物。洗濯物をキレイにたたんで収納するのは、おっくうな作業ですよね。そこで筆者宅では、「シワにならないモノ」、「シワになっても困らないモノ」は丸めてポイっと入れるだけの収納にしています。
しかし、ただそのまま丸めて入れるだけでは洗濯物がだんご状になって取り出しにくいですよね。そんな時にオススメなのが、1着ずつ仕切る仕組み!
しっかりと仕切ることで、たたまずポイっと入れているだけの大雑把な収納でも服や小物同士が絡まることなく、取り出しもスムーズです。
ちょどいい塩梅で収める
「取り出しやすさ」と「しまいやすさ」で迷ったら、散らからない家にするために優先すべきは「しまいやすさ」です。とはいえ、「取り出しやすく、しまいやすい収納」も不可能ではありません。
「しまいやすさ」を優先しつつ、「取り出しやすさ」もご自身にとってちょうどいい塩梅を探ってみると、一生リバウンドしない、使い勝手のいい収納が出来上がっていきますよ。
収納法に迷ったら、ぜひ、思い出してみてくださいね!
◆この記事を書いたのは・・・ティール
好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する、整理収納コンサルタント。
福岡県在住、姉妹の母。陽気な夫(ダディ)&アヒルも加えた賑やかメンバーで田舎暮らしを満喫中!