シンクを掃除している

がんばってるのに、なんだかモヤモヤ。“家事の達成感”を取り戻す小さなコツ

2025/06/13
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「暮らしをラクに整える掃除と家事のコツ」を発信している、サンキュ!STYLEライターのaidogです。

せっかく掃除したのに、またすぐ汚れる…、がんばっても、誰にも気づかれない…。毎日の家事に、そんなむなしさを感じたことはありませんか?

暮らしを整えようと手を動かしているのに、達成感が持てない日々。やってもやっても終わらない家事に、ふと「これって意味あるのかな…」と感じてしまうことも。

今回は、そんな気持ちを少し軽くする“ちょっとした工夫”をご紹介します。誰かのためじゃなく、自分のためにできる。そんな習慣を取り入れることで、家事への向き合い方が少しずつ変わっていきますよ。

家事に「達成感」を持てた、意外な方法

スマホの写真を見ている

気づくといつも家のことをしているのに、達成感を感じられない日々。そんな日が続くと、気持ちがどんよりしてしまいますよね。そこで私が試してみたのが、「家事のビフォーアフターを写真で残す」という方法でした。

掃除前と後のシンク、整えた部屋、干し終わった洗濯物…。スマホでサッと撮るだけなのに、思った以上の効果があったんです。

あとから見返すと、「あぁ、今日もちゃんとやってるな」って、自分のがんばりが目に見える。それだけで気持ちが軽くなったんです。

「誰かに見せるため」じゃなく「自分のため」に。でも、気づけば広がっていた

スマホで写真を撮る

この習慣のいいところは、誰にも見せなくていいということ。SNSに投稿するわけでもないし、きれいな写真じゃなくてもいい。自分が「がんばった」って思えるかどうかが大事なんです。

私がこの“写真に残す”という方法を知ったきっかけは、ある海外ユーチューバーさんでした。シンプルな音楽とともに、ただ淡々と掃除や家事をしているだけの動画。でもその姿に、私はなぜかとても癒やされて、「こんなふうに日常を記録するのもいいな」と思ったんです。

そこから、自分でもビフォーアフターの写真を撮るようになり、少しずつ動画にも挑戦するように。気づけば、私もユーチューブに家事の様子を投稿するようになっていました。最初は誰かに見せたいわけじゃなかったけれど、暮らしの中で積み重ねてきた工夫やがんばりが、誰かのヒントになるかもしれないと思えたとき、ほんの少し、自分を誇らしく思えたんです。

モヤモヤする日は、写真を1枚撮ってみて

疲れた日や「もうやりたくないな」と思った日こそ、写真1枚の力を借りてみてください。キッチンが片づいた瞬間、空になった洗濯カゴ、きれいに整った玄関。

ほんの少しの変化でも、それが「ちゃんとやったよ」という証になる。毎日の家事に小さな達成感を取り戻すきっかけになります。

評価されない家事こそ、自分で自分を認めてあげたい

家事は、誰にも評価されにくいもの。だからこそ、「見える達成感」を自分で作ることが大切です。写真を撮るのは、がんばるためじゃなく、気持ちを守るためのやさしい習慣。

「むなしいな」と感じたときは、何かを“ちゃんとやった証”を残してみてください。誰に見せなくても、自分で「よくやったね」と言えることが、心の支えになりますよ。

・記事を書いたのは...aidog
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)、時短家事スペシャリスト。
YouTubeやInstagramでは、暮らしをラクに整える掃除のコツや、自分時間を生むための時短家事アイデアを発信しています。