
もう献立で悩まない!私がラクになるために試してきた5つの工夫
「暮らしをラクに整える掃除と家事のコツ」を発信している、サンキュ!STYLEライターのaidogです。
「今日なに作ろう…」と考えているだけで、ぐったりしてしまうことはありませんか?家族のリクエスト、子どもの好き嫌い、栄養バランスに冷蔵庫の在庫チェック…。いろんなことを考えてるうちに、「もう今日は無理…」となってしまうことも。そんな中で、少しでもラクになればと思い、いろいろな方法を試してみました。
今回はその中から、「これ、やってよかったかも」と思えた5つの工夫をご紹介します。どれかひとつでも、あなたの毎日がちょっとラクになるヒントになったらうれしいです。
ヒント1:「またこの味…」を防ぐ、味つけのバリエーション

定番のおかずでも、なんとなく飽きてきたなと感じることがありませんか?
そんなときは、いつものレシピの“味つけだけ”を変えてみるのが意外と効果的です。唐揚げなら、和風だしやにんにく醤油、塩レモンなどに。炒め物なら、味噌や中華風、カレー味などもおすすめです。
食材は同じでも、少し味が変わるだけで「今日はちょっと新鮮かも」と感じられますよ。
ヒント2:レシピが思いつかない日は、“冷蔵庫のメモ”に頼る
なんだか頭が働かない日ってありますよね。そんなときは、冷蔵庫に貼った「よく作るメニューリスト」が頼りになります。
家族に好評だった料理や、よく登場する定番メニューを10品ほどメモしておくだけ。そこから選ぶだけで、「今日はこれにしよう」とすぐに決められるので、献立に迷う時間がぐっと減りました。
毎日考えるのがしんどいときこそ、こうした“自分からのメモ”に助けられています。
ヒント3:自分の“食べたいもの”を優先する日をつくる

家族の好みを考えながらごはんを作っていると、自分の食べたいものを後回しにしてしまうことが多くなります。
そんな日々の中で、週に一度だけ「今日は自分の好きなものを食べる」と決めるようにしました。食べたい味、食べたいもの、自分が心地よく感じる器で、ちょっとだけ自分を優先するごはん。
たったそれだけのことでも、不思議と満たされた気持ちになれて、またがんばろうという気持ちにつながっています。
ヒント4:「今日はもう無理…」のためにストックを用意しておく

気力がわかない日や、体がついてこない日は誰にでもありますよね。
私はそんな日があることを前提に、冷凍ごはんやレトルトカレー、インスタント味噌汁などを少しだけストックしています。
「今日は作らない」と決められる準備があると、それだけで心に余裕がうまれます。しっかり休めた日は、また次の日をがんばれる気がします。
ヒント5:曜日でざっくり決める「ゆる献立ルール」

毎日いちから献立を考えるのは、思った以上にエネルギーがかかるもの。そんなときに取り入れてみたのが、「曜日ごとにジャンルを決めておく」方法でした。
たとえば、わが家ではこんなふうにゆるく分けています
月曜:丼もの
親子丼、豚丼、そぼろ丼など。ごはんにのせるだけでOKなので、週の始まりにぴったり。
火曜:麺の日
焼きそば、うどん、パスタなど。冷蔵庫の残り野菜で作れることが多くて便利。
水曜:魚の日
焼き魚、鮭フレーク丼、魚の缶詰を使った煮物など。買い置きしておくと安心。
木曜:炒め物の日
肉野菜炒め、チンジャオロース、回鍋肉など。フライパンひとつで完結するもの中心に。
金曜:カレー・シチューなどの煮込み系
週末に向けて少し多めに作って、翌日の分も一緒に。
土曜:お楽しみメニュー
ピザ、オムライス、たこ焼き風、ホットプレート料理など、ちょっと特別感のあるごはん。
日曜:冷蔵庫整理ごはん
あるものでパパッと。チャーハンやスープ、具だくさん焼きそばなどで使い切り。
ジャンルをざっくり決めておくだけで、「今日は何を作ろう」と悩む時間がぐんと減りました。もちろん、気分によって入れ替えてもOK。決まりすぎていない“ゆるさ”が、長く続けられるポイントです。
毎日のごはんづくりを、少しでも軽やかに
献立の悩みは、がんばり屋さんほど抱えやすいものかもしれません。でも、毎日のことだからこそ、ちょっとした工夫で気持ちがぐっとラクになることもあります。
「今日はどうしようかな」と迷ったときには、今回ご紹介したようなヒントを思い出してみてください。無理をしすぎず、自分に合ったやり方で、ごはんづくりが少しでも軽やかに続けられますように。
・記事を書いたのは...aidog
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)、時短家事スペシャリスト。
YouTubeやInstagramでは、暮らしをラクに整える掃除のコツや、自分時間を生むための時短家事アイデアを発信しています。