手抜き感ゼロ!夕飯づくり15分でも煮物を美味しくする時短テク

2025/01/30
  • 時短研究家ママ。2歳・4歳の男の子を9割ワンオペで子育て中。ママのモヤっとを時短するアイデアを提案。 もっと見る>>

暮らしのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

忙しい平日の夕飯づくり、なるべく短時間で終わらせたいとは言え、焦って作りたくもないし、急いで作って満足度が低い料理も避けたいですよね。

そこで今回は、時短研究家ママの私が実践している「味が染み込む煮物は翌日に」という超簡単な時短アイデアをご紹介します!

15分で夕飯!時短のカギは時間の決め方

翌日ならしっかり染み込んだ美味しい煮物が食べられます

わが家の基本的な夕飯準備時間は約15分。15分がベストというわけではなく「時間を決めること」がモヤっと時短への第一歩。理由は「決めた時間で完成できない料理は作らない」と献立の選択肢を狭めることができるからです。

煮物や味が染み込む料理は時間が経ってからのほうが美味しいもの。すると本来は「15分では作れない料理」として除外することになりますが、諦めなくてOK!

「煮物は翌日の分を作り置きする」というルールにすれば、夕飯準備時間が15分でも「美味しい煮物」を作る選択肢に入れられます。

圧力鍋+ひと工夫で翌日ベストな味に

「圧力鍋なら時短で美味しく作れる」のは本当ですが、煮物は時間が経つほど美味しくなるもの。「翌日分の作り置き」として仕込んでおけば、調理直後の味が60点でも、翌日には80点に!温めるだけでベストな味になるので、時短でも満足度が上がります。

煮物を翌日のために仕込むと言ってもとっても簡単!例えば、大根のお味噌汁を作るついでに、煮物用の大根を一緒にカットして圧力鍋にかけるだけですから、たいした時間はかかりません。

圧力鍋なら短時間で柔らかく仕上がるので、冷える過程で味がしっかり染み込みます。これで、翌日は温めるだけですから、調理時間は変わらずに美味しい煮物が食べられますよ。

翌日だからこそ味が決まる!塩分カットで健康的

ズボラなので冷凍してくっついたままの手羽先を入れました

「煮物をその日のうちに仕上げたい」と思うと、中まで味が染み込まないことを考慮して味を濃くしがち。そうすると食べきらなかった分を保存することで翌日さらに味が濃くなることに。ちょっと味が濃いなと思いながら食べる……なんてモヤっとした経験はきっと1度はあるはず。

でも、「煮物は翌日にしか出さない」と決めてしまえば、濃い味付けにしなくてもOK。薄味でもしっかり味が染み込むので、健康的で美味しい仕上がりになります。冷蔵庫に保存しても味がなじんで、余った分も美味しく食べられますよ!

さらに、調味料を控えめにできるから、塩分カットにもつながるし節約にも◎。いいとこ取りじゃありませんか?

最後に

時短というと、『やらないこと』を増やすイメージがありますが、無理なく工程を変えるだけでも十分な時短になります。

時間がないママでも、少しの工夫で「お急ぎ感ゼロ」の美味しい夕飯が作れます。無理しない、ガマンしない。その小さな工夫こそが、モヤっとする時間を減らすカギ。夕食づくりの時間にモヤっとしたら試してみてくださいね!

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。

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