
「サプリや果物で節約!?」意外すぎる食費節約術
暮らしのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
「少しでも食費を抑えたい」「でも子どもの栄養も気になるし、好き嫌いもある…」「結局、作ったのに食べてくれない」ってモヤっとしていませんか?
「節約」をがんばっているのに、上手くいかないと、かえって手間も気疲れも増えてしまいますよね。
そこで私が取り入れているのが、食材そのものの価値を価格の高い・安いだけで「コスパ」を判断せずに3つの視点で考えること。「安いけど結局無駄になる食材」が減れば、気持ちのゆとりと食費のバランスがうまく整いますよ。
「全部入りの食事」じゃなくてもいい
つい「彩り・栄養・味・ボリューム」…全部揃ったごはんを理想としてしまいがちですよね。でもそれって、毎日続けるにはハードルが高すぎると思うんです。
だから私が意識しているのは、「無理に全部を揃えようとしない」ということ。
子どもにとってもママにとっても、本当に必要なのはムダなく、ムリなく、美味しく食べられること。また、その食事で、身体に必要な栄養が摂れているかです。
心の栄養は、おやつタイムやふれあいの時間で十分補えますし、愛情表現も料理だけじゃありません。
だからこそ、「食事はもっとシンプルでもいい」って、割り切ってみるとモヤっとが減ってラクになりますよ。
「安い」だけじゃ選ばない。3つの基準で判断!

物価高が続くと余計に「安い食材で節約を」って思いがちですが、実はそれ、落とし穴かも。買ったはいいけど、食べてくれない、手間がかかりすぎて使いこなせない、保存に困る…そんなこと、ありませんか?
私が食材を選ぶときに重視しているのはこの3つです。
①その食材がもたらす栄養
②家族が食べたときの満足感(食べやすさ・喜び)
③調理や保存のしやすさ=手間
この3つを基準にすると、「これは実は高コスパだった!」という新しい選択が見えてきます。
たとえば、3種類の野菜でビタミンを摂ろうとすると、準備も調理もひと苦労。しかも子どもが残したら、手間もお金もムダに感じてモヤっとしちゃいますよね。
それなら、1種類でも食べてくれる野菜を選んで、残りの栄養はサプリで補う。それだけで手間もストレスも激減!
「これは安い」「これは高い」ではなく、「コスパの良さ」をこの3つで判断するだけで、食費の使い方がまるっと変わってきます。
「うちはこれでOK!」と決めて、食費にも心にもゆとりを

わが家で毎日のように登場するのが果物。正直ちょっと高めですが、子どもが美味しく食べてくれて、ビタミンや抗酸化成分もたっぷり。だから我が家では「果物は高くてもコスパ良し」なんです。
もちろん、高いからこそ、美味しいものを安く買うために近所のお店でどこが安いか、割引タイミングがいつかは細かくチェックして購入しています。
また、その代わり、野菜はコストを抑え気味。冷凍野菜を活用したり、食べ慣れたメニューに固定化して、調理のムダや残されるモヤっとを回避しています。栄養に対して手間がかかりすぎる、満足度も低い食材は見直し対象です。
好き嫌いの確認のためにいろんな食材を食べさせますが、ずっと出し続ける必要ないという判断です。
サプリ活用も「うちの基準」でOK
腸内環境のために食物繊維も気になるけど、「野菜をたくさん食べなさい」は小さい子にはなかなか難しい…。
そこでわが家では、難消化性デキストリン(食物繊維の粉末)をお味噌汁にIN!
豆腐とわかめの味噌汁に溶かして、抵抗なく飲んでくれるし、「ごはんは残しても味噌汁は完食」がルール。
排便状況に合わせて量を調節するだけでも、栄養の土台を整えやすくなるので活用しています。
自分の家庭にとって、「これなら続けられる!」「これで十分!」と思えるうちのOK基準を持っておくと、モヤっとしないし、食費のコントロールもしやすくなりますよ。
最後に
節約って、つい「いくら節約できたか」に目がいきがちですが、そこだけに焦点を当ててしまうと、モヤっとする悩みのタネが解決せずに、また別のところで必要なお金が増えてしまいます。
安いけど使いにくい、安いけど子どもが食べない、安いけど栄養も少ない、それって本当に節約かな?身体の健康は生きる土台なのにそこから節約を始めていいのかな?と考えていくと、自分や家族に合った一番価値のあるお金の使い方ができる「節約」が見つかるかもしません。
食材の「高い」「安い」だけじゃないコスパの判断で、モヤっとする時間を短縮してみてくださいね!
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。