【住宅購入】現役社員が教える、最初に気を付けたいポイント
こんにちは。元証券会社勤務、外資系を経て不動産会社勤務、現在育休中のサンキュ!STYLEライターこまちです。
満を持して、現職である不動産のお話を書きたいと思います。
ローンや建物のお話、購入時期など、細かく分けると書けることはたくさんあるのですが、今回は、これから不動産会社に話を聞きに行こうとしている方に向けて、実際に住宅を販売していた私の視点からご紹介したいと思います。
店舗に入ったら確認したいこと 清潔感
清潔感、スタッフの爽やかさ、店舗の空気感など、最初に感じた印象って結構大切だと思います。合う合わないっていう感覚は、自分にとっての正解と考えて良いと思います。
清潔感で言えば、店舗内外の掃除が行き届いているか、資料が散乱していないか、テーブルが片付いているか、トイレは清潔に保たれているか、授乳室は綺麗に片付いているか、スタッフの身だしなみは適切か等があります。清潔感が無いということは、お客様に気を配れないのと同じこと。または忙しくて片づけに手が回っていないということもあります。
いずれにしても、今後住宅の引き渡しまでお付き合いをするにあたって、雑な対応をされる可能性が感じられます。
汚い店舗で平気で接客をするということは、相手の気持ちを考慮することが出来ない人ですし、忙しすぎるお店は、お客様へのレスポンスが遅くなります。レスポンスが遅い事は、最もクレームとなるポイントです。大きなお買い物をするにあたって、不安でいっぱいだから相談したいのに、それについての返答が遅いってすごく嫌ですよね。
物件を購入するときは、複数の物件を一日~数日、長ければ数カ月かけて、担当営業と一緒に見学をします。物件の引き渡しまでの期間も考えると、長いときは一年くらいその担当者との関係が続きますが、担当者が相手ことを考えられていないと、配慮が行き届かず、お客様にとって不快な思いばかりさせてしまうことになります。
成績が良くお客様からの満足度が高いスタッフは、自分自身の身だしなみは当然のこと、自分のデスクもよく整理されていて綺麗ですし、店舗の汚れに目が届いています。相手へのレスポンスも早く、お子様連れへの対応も完璧だったりと、嫌な思いをさせることがありません。
スタッフが爽やかで感じが良い
お店に入って、すぐに駆けつけてくれる爽やかなスタッフが居たら、教育が行き届いているお店だと思います。
少なくともそのスタッフは、誠実さを持った人でしょう。
私が居た店舗の店長は社員教育がしっかりした人で、お客様を待たせるな!と、お客様の姿が見えた時点で、自動ドアが開く前から駆け出していくように指導する人でした。店舗には10人くらいのスタッフが居ましたが、店舗に繋がるオフィスの扉にみんな駆け出していくので、「いや俺が、いや私が。」みたいに全員がやる気に満ち溢れ、雰囲気の良い活気溢れるお店でした。当然、電話は1コール以内に取ります。
しっかりと物件や地域のことについても勉強をしていましたし、路線図や学区は頭に叩き込まれています。
「〇〇」っていう町名だけで、それが何区でどの駅が最寄りで、何学区なのかまで、今でも頭に入っているほどです。
店舗は美しく保たれており、もし散らかっていたら、店長の雷が落ちると思います。。。
たまに賃貸の不動産屋さんでもありますよね、入店したのに人が来なかったり、ぬぼーっとした挨拶をしてくるようなお店。店長の顔が見てみたいですよ!
当たり前のことが出来ているか
不動産会社に関連付けて書きましたが、どちらも企業として当然のことではありますよね。ですが、意外とこれが出来ていなかったりします。
不動産購入には、長い時間がかかります。今後もこのお店やスタッフと付き合っていけるかな、という視点で見てみることが、失敗しないポイントの一つになると思います。
今後もまたテーマを変えて、不動産購入のポイントについてご紹介していきますので、引き続きよろしくお願いします!
▼▼▼記事を書いたのは・・・こまち
証券会社出身の育休中新人母。外資系企業人事部、不動産会社に勤務。都心駅近に新築一戸建てを保有。ケチケチ節約が苦手なので、”お金と仲良く過ごす”ことを大切にしています。