【住宅購入】現役社員が教える、こんな営業担当者はNG
こんにちは。元証券会社勤務、外資系を経て不動産会社勤務、現在育休中のサンキュ!STYLEライターこまちです。
前回の記事で、こんな不動産会社は要注意というテーマでお話させていただきましたが、今回は、こんな担当者にあたってしまったら、チェンジを申し出た方が良いかも、、、という特徴をお話したいと思います。
身だしなみが気になる
社会人として当然のことではあるのですが、、、身だしなみが整っていない人はダメですね。担当者が運転する車に同乗して物件を見て回りますから、不潔な臭いがするとか、同じシャツを着てそうとか、逆に香水の匂いがキツイとかは不快な気分になると思います。
「お洒落は自分の為、身だしなみは相手の為」という基本がわかっていないような担当者は、自分のことしか考えていませんから契約後の対応も雑です。契約するまでは一生懸命だけど、契約したら対応が悪くなった、なんてこともあるかも。
こちらの話を聞かない
聞きたくもない物件の話ばかりする担当者がいます。
どの業界でもあることですが、自分が売りたい物件を激推しして、お客様の要望に合っていないのに説明を続ける人がいます。これは危険です。説明をごまかして契約させようとする担当者もゼロではありません。ネットで口コミを見ると、「説明と全然違った、この内容だったら契約してなかった。解約したい。」という内容の投稿は結構見つかりますし、知人にも実際に似た経験をした人が居ます。
正直な話、上からの指示でこれを売れ!と言われていることはあります。それは売れ残りになってしまっている物件だったりします。だからと言って、その都合をお客様に押し付けるのはダメな営業マンがやることです。
こういうのは嫌です、希望と違います、こういうのが欲しいです、と言っているのに、それを聞き入れてくれないと感じた場合、相手はお客様の立場に立たずに、ただの押しつけをしてきていると思って良いでしょう。
ポイントは、「ちゃんと話を聞いてくれていると感じるか」だと思います。というのは、顧客満足度の高い営業マンは、自分が売りたいと考えている物件に、お客様の興味を持っていくことが上手だからです。これは決して、上手に口車に乗せているということではありません。「お客様の潜在ニーズを引き出すことが上手」ということです。一流の営業マンはこれが出来るのです。
彼らは必ず、要望に合っている点と合っていない点を明確に示してくれます。示したうえで、要望と合わない点の解決策や妥協点を提示してくれるはずです。ですからお客様はご納得の上で契約をしますし、クレームもありません。
もちろん、全くご要望に合っていなければ、別の物件を勧めてくれるでしょう。
遠慮せずにチェンジを申し出て
担当してくれている人を変えてほしいなんて、なんだか言いにくいという人も多いと思います。でも大丈夫です。その違和感が後々の大事件になって大変なことになるよりは、早めに不満をお伝えいただいた方が、会社としても助かります。
高額商品の取引では「どれを買うかより、誰から買うかだ」なんて言い方をされることがよくあります。結局は人なのです。「こちらの気持ちに寄り添って、充実した説明で、アフターケアもしっかりしていた」とお褒めの言葉をいただくのは、いつでも成績上位者です。
良い担当者と出逢い、満足のいく家を見つけて、幸せに暮らしてほしい、それが現役不動産会社社員の願いです。
▼▼▼記事を書いたのは・・・こまち
証券会社出身の育休中新人母。外資系企業人事部、不動産会社に勤務。都心駅近に新築一戸建てを保有。ケチケチ節約が苦手なので、”お金と仲良く過ごす”ことを大切にしています。