【スタイリストが伝える】似合う服ってどうやったらわかるの？

こんにちは、小柄スタイリストの「HappY（ハッピー）」です。
身長144cmと超小柄な体型だからこそ、スタイルアップして見えるコーディネートを日々研究しています。

「マネキンと同じコーディネートをしたのに、自分にはしっくりこなかった」
「インスタグラマーの真似をして買った服が、なんだか似合わない」

こんな悩みを聞くことがあります。
そもそも「似合う服」とはどうやってわかるのでしょうか？

似合う服とは「顔のイメージと合っていること」

『似合う服』とは一般的にどういうことなのでしょう？

それは「顔」のイメージと「服」のイメージが一致していることを言います。
例えば、女優の天海祐希さん。
『上司にしたい有名人ランキング』にランクインすることがあったように、世間のイメージは
「仕事ができそう」「かっこいいスーツを着て颯爽と歩いていそう」なのではないでしょうか。

そんな天海祐希さんの似合う服を想像してもらうと、ピンクでふわふわしたワンピースをイメージすることは少ないと思います。

逆に小倉優子さんは、ピンクのふわふわしたワンピースも似合うようなイメージがありませんか？

人それぞれの個性（性格や顔）に合わせて、服のイメージが合っていると「その服、似合うね〜」と褒められることが多くなります。

意外と自分のことはわからない

有名人や芸能人のイメージはわかりやすいのに、自分自身のこととなると「私ってどんなイメージなの？」「どんな服が似合うんだろう？」とわからないことがあります。

意外と自分のことって、よくわからないですよね。

そんな時におすすめなのが「ファッション診断」です。
最近よく聞くファッション診断は以下の3つ。

・顔タイプ診断
・骨格診断
・パーソナルカラー

それぞれの診断でわかることは

「顔タイプ診断」・・・似合う服のテイストやイメージがわかる
「骨格診断」・・・服を綺麗に着こなすための着こなしがわかる
「パーソナルカラー」・・・肌が綺麗に見える色がわかる

自分に似合う服を知りたいなと思った時には「顔タイプ診断」が1番おすすめ！
「どんなテイストの服が似合うか」が分かれば、どこのショップで買えば似合う服が買えるのかがわかるようになるのです。

どれを着てもしっくりこないなと思ったら…

クローゼットの前で「今日も着る服がない」「何を着たらいいのかわからない」と思ったら。
そんな時は、ファッション診断を受けてみるのもおすすめです。

ファッション診断は「料理のレシピ」のような存在なのです。

例えば、料理を初めて作る人はレシピを見ながら正確に大さじ小さじを使いながら味付けしていくと思います。
最初から「自分の好きなように作ってOK！」と言われても、どんな食材とどんな調味料を組み合わせていけばいいのかわからないですよね。

でも、だんだんと料理に慣れてきたら「私は濃い味が好きだから、塩を多めにしよう」「ダイエット中だから、砂糖は少なめにしようかな」など、感覚で調味料の匙加減ができるようになるのです。

ファッションもこれと同じ。
「似合う」には理論があるので、ファッション診断で最初は自分に似合うテイストを知識としてつけておきます。
だけどだんだん「私はかっこいいスタイルが好き」「今は子育て中だから、機能を重視しよう」など、自分の好みに合わせて匙加減できるようになるのです。