【元銀行員が子供に教える】お年玉をどうするか?を自分で選択させてみた
元銀行員で窓口担当をしていたサンキュ!STYLEライターの「HappY(ハッピー)」です。
お正月になると、子供たちはお年玉をもらうことがあります。
みなさんはお年玉、どうしていますか?
今回は元銀行員だった我が家の「お年玉事情」についてお話ししたいと思います。
普段からお金について、家族で話す時間を作る
私は元銀行員、主人は不動産投資をしていることもあり「お金を増やすこと」について夫婦で話すことがよくあります。
お金を貯金しておけば増える時代はとっくに終わり、今は自分たちで運用していく時代になったと感じています。政府が打ち出している政策「NISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)」もその一環ですよね。
どうやったら子供達に「お金の運用」について、わかりやすく説明できるかな?と夫婦で考え、お年玉を使って運用を疑似体験することにしました。
お年玉で体験するのは「複利」
お年玉で体験するのは「複利」です。
う〜ん、難しそうな言葉な感じがしますが、複利はお金の運用にはとっても大切。
例えば、1万円を投資したと仮定して。
1年で10%増えるとします。
10,000円 → 11,000円 (1年後)
11,000円 → 12,100円 (2年後)
12,100円 → 13,310円 (3年後)
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61,159円 → 67,275円 (20年後)
複利は利息が元本にプラスされ、元本が増えていくのが大きなメリット。
今回は「1万円」で計算しましたが、これが「100万円」だった場合、複利で運用すると20年後には「100万円が約670万」になるのです。
これを言葉で説明するのは難しいので、実際にお年玉を1万円預かり、年10%で運用し、20年後にはどれくらい増えるのか?を体験してみよう! となったのです。
これは体験なので、20年後に増えた金額を親である私たちから渡す予定。
運用する?しない?も子供に任せる
我が家には子供が2人、女の子と男の子がいます。
女の子は中学3年生でおしゃれが楽しいとき。服も欲しいし、コスメも欲しい。
「今は欲しいものを買いたい」と投資体験をするのをやめました。
男の子は物欲が今はほとんどなく「やってみようかな」と1万円の運用を疑似体験することにしました。
それぞれのタイミングで「お金の運用ってどういうこと」を知ってもらえればいいなと思っています。
投資にはデメリットもある!
投資には元本割れをしてしまうデメリットもあります。
今回は複利の仕組みをわかりやすく体験したくて10%で確実に増える仕組みにしてますが「デメリットもあること」をきちんと説明することも大切です。
そのためには、まず親がしっかりとお金について学ぶ必要があるなと思っています。
◾️この記事を書いたのは・・・小柄スタイリストHappY(ハッピー)
144cmと超小柄。元銀行員でFP3級を所有。
『小柄スタイリスト』『整理収納アドバイザー1級』『顔タイプ診断アドバイザー』です。ユニクロを使った大人綺麗めコーデを研究中。