【風邪対策】朝ごはんに使いたい食材5選
子どものココロと体を整える!サンキュ!STYLEライターで栄養カウンセラーの山下みほこです。
コロナにインフル、流行してますね!娘たちの小中学校でも学級閉鎖の連絡が続いています。
そんな時に、毎日の食事でしっかりと栄養を摂って、内側から対策しておきたいものです。
今日は免疫を味方に付ける食材を5つご紹介します!
卵
体にウイルスなどの病原体が入ってきた時に免疫細胞が放つ「抗体」。
これはたんぱく質が材料で作られています。
朝・昼・晩3食にきちんとたんぱく質を食べることで抗体も作れ、ウイルスをやっつけてくれます。
卵は朝ご飯に取り入れやすい食材な上、アミノ酸バランスも優れています。
温泉たまご、ゆで卵、卵焼き、目玉焼き、お味噌汁に落とす、フレンチトースト
など、バリエーションも変えられるので使いやすいですよね。
あさり
あさりには「亜鉛」が多く含まれています。
亜鉛食材を取り入れることが、免疫UPに繋がります。
亜鉛はお肉や貝類など動物性たんぱく質に多く含まれています。
むきあさりを味噌汁に入れる、あさりの佃煮、など朝ごはんに使いやすい食材です。
めかぶ
めかぶには「LPS」という成分が豊富。
LPSは免疫のビタミンとも言われ、免疫細胞(マクロファージ)を活性化させてくれます。
LPSはインフルエンザAウィルスに物理的に結合し、ウィルスを不活化することが分かっています。
含有量は、めかぶがダントツ1位(42.8μg/g)、2位わかめ(21.2μg/g)、3位あした葉(13.8μg/g)
スーパーで手軽に手にとれる「めかぶ」「わかめ」でインフルエンザ対策ができちゃいます。
LPSは、インフルエンザAウイルスに物理的に結合し、ウイルスを不活化することがわかっています。
じゃこ・しらす
じゃこ・しらすはビタミンDが豊富。
ビタミンDは免疫をコントロールし、免疫の過剰反応を抑えてくれるので、ビタミンDを摂ることで感染しても重症化しにくくなります。
ビタミンD含有量は100gあたり
しらす4.2μg
ちりめんじゃこ61.0㎍
と、ちりめんじゃこの方が天日干しした分多いです。
山芋
栄養価が高く「山のうなぎ」とも呼ばれる山芋。
腸の善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維が多く含み、免疫細胞が多くいる腸内環境を整えてくれる働きがあります。
エネルギーを作るのに必要なビタミンB1も豊富に含まれていて、スタミナUPや疲労回復にももってこいの食材です。
朝食欲のない子でも、すりおろしたりビニールに入れて叩いてご飯に乗せるだけで、つるっとご飯がすすむのでオススメです。
朝ごはんで対策できる!
5つ食材をピックアップしましたが、いかがでしたでしょうか?
ぜひ朝ごはんに免疫UP食材を取り入れて、乗り切って下さいね!
・この記事を書いたのは・・・山下みほこ
分子栄養学で子どものココロと体を整えるための情報を発信中。
亜鉛は免疫細胞を活性化させたり、異物に対抗する物質(抗体)の産生を調節したりする働きがあることから、免疫機能や免疫力アップに不可欠な栄養素とされています。