![子ども やる気](https://img.benesse-cms.jp/39writer/item/image/normal/2af24393-fd9f-4d76-b519-8c9828a99a73.jpg?w=720&h=540&resize_type=cover&resize_mode=force)
【子育て】栄養のプロが教える子どもの「やる気スイッチ」を作る栄養素
子どものココロと体を整える!分子栄養学カウンセラーでサンキュ!STYLEライターの山下みほこです。
物事に消極的・新しいことに挑戦する意欲がない、「うちの子のやる気スイッチ、どこにあるんだろう?」って思うことってないですか?
今日は、食事でアプローチできる子どもの「やる気スイッチの材料」をお伝えしますね!
「やる気」は食べたものから作られる!
お子さんの興味の有無もありますが、物事に消極的・新しいことに挑戦する積極性がないなど、「うちの子やる気なくて」と感じてる方は、まずは食事でアプローチしてみましょう!
神経伝達物質の中で、やる気に関わるものに「ドーパミン」があります。
ドーパミンは快楽物質とも呼ばれ、意欲を作ってくれるものです。
私たちの体は食べた物から作られているので、ドーパミンを作る材料が不足していると、ドーパミンの効果は期待できません。
この記事を機に、次から挙げる栄養が日ごろから摂れているかな?と確認してみましょう。
やる気スイッチの材料1
![たんぱく質](https://img.benesse-cms.jp/39writer/item/image/normal/d8a89df0-3887-4a8d-bc9b-43f429ac446a.jpg?w=720&h=540&resize_type=cover&resize_mode=force)
ドーパミンの材料でまず一番大事なのは「たんぱく質」です。
肉・魚・卵・大豆など、たんぱく質は食べられてますか?
朝はパン、昼はうどんやラーメン、夜はパスタなど小麦製品に偏っていると、ドーパミンを作る元のたんぱく質が足りていないかもしれません。
夜はしっかりお肉やお魚を食べているから大丈夫!と思われている方も多いですが、実はたんぱく質は食べ溜めができません。朝・昼・晩必ずしっかりと食べるようにしましょう。
やる気スイッチの材料2
二つ目に必要なのは、葉酸やナイアシン(ビタミンB3)といったビタミンB群です。
たんぱく質からドーパミンを作る過程で、これらが必要になります。
葉酸
葉酸が多く含まれる食べ物は
・海苔
・鶏レバー
・パセリ
・緑茶
これらに多いです。
ナイアシン(ビタミンB3)
ナイアシンが多く含まれる食べ物は
・舞茸
・たらこ
・かつお節
・まぐろ
・鶏むね肉
これらに多いです。
やる気スイッチ材料3
![鉄](https://img.benesse-cms.jp/39writer/item/image/normal/bc3147c9-2747-4721-9ac9-a1e41da06187.jpg?w=720&h=540&resize_type=cover&resize_mode=force)
3つ目に大事な栄養素は、「鉄」です。
・消極的
・メソメソくよくよしやすい
・人から褒められても喜べない
こういった性格とも思われがちなことも、鉄を体に満たしていくことで変わっていきます。
鉄が多い食べ物は、
・レバー
・ハツ
・砂肝
・赤身肉
・マグロ
ホウレン草やひじきなど植物に含まれる鉄は吸収率が悪いため、食べる時は
・酢の物など酸味のあるものと一緒に
・飲み物にレモンを少し搾って飲む
・動物性たんぱく質と一緒に食べる
こういった対策をすることで、吸収されやすくなります。
「食」で子どもの気持ちを上げる
「やる気」に関与するドーパミンについてお伝えしました。
食べるものを意識して、子どものやる気を上げていきましょう!
・この記事を書いたのは・・・山下みほこ
分子栄養学で子どものココロと体を整えるための情報を発信中。