子ども 夜泣き

【夜中に子どもが泣き叫ぶ】栄養のプロが教える「ママを救う」栄養素

2024/02/28
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子どものココロと体を整える!分子栄養学カウンセラーでサンキュ!STYLEライターの山下みほこです。

子どもが突然、夜中に泣き叫ぶ!こんなことないですか?!
一生懸命なだめても、なかなか泣き止んでくれずに寝不足でつらい

今日は、そんな方に向けて栄養との関連と対策についてお伝えします。

夜泣きはこの栄養素と関連してる

ビタミンB群

夜驚症とも言われる子どもの夜泣きは6歳から10歳ごろがピークといわれています。

脳内の神経伝達物質で眠りに関連するものは「メラトニン」です。
そしてメラトニンを作る過程で欠かせないものが「ビタミンB6」です。

分子栄養学ではビタミンB6が不足することで、脳内の神経伝達物質のアンバランスにつながり、悪夢を見て夜泣きに繋がると考えられています。

ビタミンB群はお互い助け合いながら働いているので、B6だけでなく、ビタミンB群として総合的に意識する必要があります。

こんな日に多くない?

夜中に泣き叫ぶ、そんな日の日中を思い返してみて下さい。

・甘いお菓子をたくさん食べた
・ジュースをたくさん飲んだ
・ストレスが多い日だった

当てはまるものありますか?

ビタミンB群は、糖質の代謝に関わっており、お菓子やジュースをたくさん摂ることで消費され、結果不足してしまいます。特に、砂糖を大量に含んで一気に体に入っていくジュースは気を付ける必要があります。

また、ストレスでも消費するので、園や学校、習い事でのストレスもB群不足に繋がります。

ぐっすり朝まで眠れるための習慣

子どもには朝までぐっすり眠って、朝も機嫌よく起きて欲しいですよね。
毎日の夜泣きにうんざり、という方は現在の習慣を少し変えてみて下さい。

ジュースをやめてお茶かお水にする

砂糖がたっぷり入っているジュースは、その時一瞬の機嫌を取るのには都合が良いですが、睡眠の質を悪くしてしまいます。

たまにのご褒美にして、普段はお茶やお水を飲むことを習慣にしましょう。

「おやつ」→「補食」ととらえる

子どもがお菓子を欲する時は、たいてい血糖値が下がっていると考えられます。

ビタミン泥棒のお菓子でお腹を満たすのではなく、補食と捉えて
・おかかおにぎり
・ゆで卵
・焼き鳥
など、栄養の摂れるものを食べるようにしましょう。

これらの様な補食を摂ることで、お菓子の量も減ります。

食事でアプローチ

日ごろからビタミンB群を意識して摂ることも大事です。

糖質の代謝にはB1を消費します。
・豚肉
・赤身肉
・かつお節
・枝豆
などに多いです。

メラトニンの合成に必要なB6は
・レバー
・かつお
・マグロ
などに多いです。

サプリメントの活用で確実に補う

今回お伝えしたビタミンB群は体のいろんな場面で使われています。
食事だけでの摂取は難しい場合もあります。
いつも夜泣きで困っている、など不足を感じている場合は、確実に補っていくためにサプリメントを上手に活用しましょう。

ドリンクタイプのサプリメントは、同時に砂糖もたくさん摂ることになりますので、あまりおすすめできません。
子ども向けのビタミンB群が総合的に摂れるものを選びましょう。
・ラムネ
・グミ
のように食べやすいものが薬局で買うことができますよ。

・この記事を書いたのは・・・山下みほこ 
分子栄養学で子どものココロと体を整えるための情報を発信中。

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