日本の「おとし玉」、新年に贈り物として贈るお金

【循環】もらったお年玉、どうしてますか?

2024/01/24
  • シンプルで小さな暮らしの中で、工夫して家族とゆとりを持って楽しく暮らす子ども4人の母さん もっと見る>>

こんにちは!色々と手放してラクしたい四児の母、サンキュ!STYLEライターの冨永ゆきです。

お正月に子どもにもらったお年玉、みなさんはどうしていますか?
全額貯金?子どもの好きなものを買う?全額子どもに渡す?
子どもの年齢によっても変わってくるかもしれませんね。

お年玉の使い方を考えたきっかけ

家庭用予算の管理
takasuu/gettyimages

これまで我が家では、お年玉は予算3,000円で好きなものを買い、残りは将来のために貯金と決めていました。
しかし、子どもたちが喜ぶようにと、かわいい袋にお札を丁寧に折って入れて準備してもらったお年玉。
それを親が淡々と取り出して、銀行ATMへ入金し、通帳に記帳するという事務作業にずっと違和感を感じていました。
我が家は子ども4人分なので余計にそんな風に思ってしまうのかもしれません。

そこで、『子どもの将来のための貯金ではあるけど、他によい使い方は無いかな?』とお年玉について見直してみることにしました。

『将来』ではなく『今』使う

お年玉で3歳の三女が幼稚園に通うための水筒とカトラリーセットを購入しました。

お年玉は子どもたちの喜びのためにいただいたもの。その気持ちを大切にした使い方について考えた結果、『将来』ではなく、『今』使うことにしました。
『将来』のお金は親が淡々と貯めて、お年玉は銀行には入金せず手元に置き、『今』の子どものために積極的に使っていくことにしました。
具体的には、学用品や服や靴、問題集、習い事の道具など。生活費から出すとなると金額にシビアになりがちですが、ここは子どもの選びたいものを尊重して、感謝して使わせていただきます。

お金を使うことを学ぶ機会

月に一度、お小遣い帳の記録ができてからお年玉(お小遣い)を渡す仕組みです。

また、子どもたちのお小遣いはお手伝い制ですが、それとは別に上の小学生2人(小5、小3)には、お金を使うことを学ぶ機会として、お年玉から月に500円ずつ渡すようにしました。
お小遣い帳を1人一冊ずつ渡して、月の記入が出来てから渡しています。2人にはそれぞれ楽しみにしている毎月の雑誌がありますが、残金を確認しながらお手伝いを頑張ったりと、見通しを持ってお金を使うようになりました。

このようにお年玉袋を開けるたびに感謝しながら使わせてもらうと、『お年玉』も気持ちよく流れていっているような気がしています。
子どものお年玉の使い方についてお考えの方に参考になれば嬉しいです。

この記事を書いたのは・・・冨永ゆき
日々をラクにすべく、何か手放せるものはないか考えることが趣味の38才四児の母です。
『あるならあるなりに、無いなら無いなりに』がモットー。

【活動実績】
「サンキュ!」企画
「年末までに10万円貯める」企画:2020年銅賞、21年金賞

【Instagram】
地味で質素で穏やかな暮らしをテーマに発信しています。
「おかき」のInstagram
@te_riyaki321

計算中

関連するキーワード