
【幼稚園のシール帳で始める】4歳からのスケジュール管理
こんにちは!サンキュ!STYLEライターの冨永ゆきです。5人の子どもたちを育てながら7人家族で暮らしています。
「今日は幼稚園で何するの?」「遠足いつあるの?」「あと何回寝たら遠足?」
子どもは先々に楽しみな予定があると、待ち遠しくて度々大人にスケジュールをたずねます。
それはとても微笑ましい風景ですが、待ち遠しいあまりにそれが毎日、一日に何度も繰り返されると『もう言ったでしょう』とちょっと面倒に思うこともありますよね。
しかし、字を習っている小学生ならまだしも、幼稚園に通う3,4歳の子に自分でカレンダーを確認してと頼むのは難しいことです。
幼稚園のシール帳を活用する

まさに、現在4歳の娘が楽しみな予定があると毎日確認したくなるタイプです。
週に1度のお弁当の日を毎回とても楽しみにしており、「あと何日?」「あと何回寝たらお弁当の日?」と度々聞いていました。毎週火曜日と固定されていますが、一週間や曜日の概念を伝えるのは難しいものでした。
最初は聞かれるたびに毎回答えていたのですが、どうにか子ども自身でスケジュールを確認しやすい方法はないかな?と頭をひねりました。
そこで幼稚園で使っている【シール帳】を活用しようと思いつきました。
【シール帳】とは、幼稚園に登園するときに子どもが毎日持参する手帳のようなものです。
カレンダー形式のページになっており、幼稚園に登園したらその日の日付のところにシールを貼ります。
シール帳活用法

普通のカレンダーと同じ様に子どもの予定を書き込みます。
ひらがなが読めない場合は、まずは書き込む予定を一つか二つに絞ってください。読めなくても、書いてあればそれが自分の楽しみな予定であることが分かります。
娘もひらがなを全ては覚えていないので、最初は週1回の【おべんとう】の日、週2回の【ぎゅうにゅう】の日だけを書き込みました。登園した日にシールを貼っているので、あと何日で【おべんとう】の日がやって来るのかが一目で分かります。
シール帳でスケジュール管理してみた結果
「あと何回寝たらお弁当の日?」と聞かれることが無くなり、自分でスケジュールを確認して「あと何回寝たらお弁当の日だ!やった!」と嬉しい気持ちを伝えてくれます。
さらに、「あと2回幼稚園行ったらお休みの日だ。」「【えんそく】の日を書いて。」と言うようになったり、自分で予定を把握しようとする習慣がついてきました。今は「うんどうかい」や「おゆうぎかい」などの予定も書きこんでいます。また、ひらがなを読む練習にもなっていていいことばかりです。
予定が気になって仕方ないお子さんには、身近なシール帳をぜひ子ども自身のスケジュール帳としても活用してみてください。
【この記事を書いたのは・・・冨永ゆき】
日々をラクにすべく、何か手放せるものはないか考えることが趣味もうすぐ40才五児の母です。
『あるならあるなりに、無いなら無いなりに』がモットー。
子どもが自立できる工夫や仕組みを考えるのが得意。
【活動実績】
「サンキュ!」企画
「年末までに10万円貯める」企画:2020年銅賞、21年金賞