担任の先生、怖い→大好きに!小学生の「失敗したら怒られる」不安を解消した母の行動
絵本大好きママ・こうむらゆうこです。
元児童書・教材編集者で、現在は小学校にて読み聞かせボランティアを行っています。
園や学校で、“苦手”や“不安”と日々、向き合っている子どもたち。なかには、担任の先生との間に、心の距離がある子もいますよね。
今回は、低学年の娘が、進級当初は怖がっていた担任の先生を大好きになるまでのできごとです。
ありのままの子どもの姿を、先生に伝える
学校では良い子だけれど、家では駄々っ子…というお子さんもいますよね。娘もかっこつけたがりで、ひと1倍“できない姿を隠したい”タイプ。また、大きな物音を怖がるところがあります。
そのため、先生の元気の良さが裏目に出たのか、一学期は帰宅後に目をうるませることも。クラスでは、怒られないように気を張っている印象でした。
そこで、個人懇談の折に“子どものありのままの姿”を、先生と共有。娘の様子が気にしていた先生と、どのように声をかけていこうかと話し合いました。
できないことは、悪いことじゃない!
声かけの鍵は、宿題ができずに泣いたり、床にゴローンと転がってストライキを起こす娘の一面でした。
「学校でも見せてほしい」と先生は笑いつつ、「“できないことは悪いことじゃない。先生がいつでも手伝うよ”と伝えてください」と答えてくれました。
その言葉を聞き、私以上に娘はびっくり! その後も「できなかったら怒られる」「失敗しそうで怖い…」と聞くたびに、先生がサポートしてくれると繰り返し伝えました。
安心があるから、挑戦できる!
伝えるうちに、先生への信頼度が増していった娘。前ほど「失敗したらどうしよう…」と言わなくなり、先生とも帰りがけに職員室へおともするほど打ち解けているようです。
娘に大きな安心感を与えてくれた、先生の“できなくっても大丈夫”の言葉。これからも失敗にめげず、たくさん挑戦をしてくれることを願い、見守っていきたいです。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLE ライター・こうむらゆうこ
元えほん・教材編集者。本&マンガ好きが高じて出版社へ。低年齢児向けの書籍、ワークやすごろく等を多数編集。ヨーロッパの日本語教室にて、昔話を使った授業アシスタントも経験。現在は、主婦ライターのかたわら、読み聞かせボランティアとしても活動中。