マイベストな洗濯ルーティーンをつくる近道!まずは自分のストレスの「もと」を見極める
- 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>
こんにちは。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。
毎日の家事のひとつ、洗濯。ひと言で言っても、いくつもの工程がありますよね。わたしは、とりたてて嫌いというほどではないけれど、やらなくて済むならぜひ!という感じです。
気が進まない家事ほど、それのどの部分が嫌なのかに向き合うと、ちょうどいい解決策が見つかりやすいはず。
今回は、洗濯にまつわるわたしのストレスの「もと」と、その解決策をご紹介します。
乾いた洗濯物をあちこちに片づけるのが面倒
わが家の洗濯機はドラム式。洗濯が終わったら、下着やタオル、パジャマなど、乾燥機OKなものはそのまま乾燥機へ、それ以外はハンガーにかけて外/部屋干しするのがいつもの流れです。
わたしが苦手なのはこの後。乾いた洗濯物を人別、場所別に分けて、家の中をあちこち移動して片づける作業がどうにも面倒くさい。
そこで、洗濯物を収納する場所を次の3か所に限定することに。
①脱衣所
➁ファミリークローゼット
③キッチン
洗濯機前からほとんど動かずに片づけられるのが、①脱衣所。ここには下着やパジャマ、タオルなど、乾燥機で乾かすものを収納しています。どれもお風呂上がりに使うので、動線的にもここがぴったり。
ハンガーに干した衣類は、全て➁ファミリークローゼット行き。ここに家族4人分の洋服をまとめて収納しているから、それぞれの部屋に出入りして戻す手間をカットできます。
③キッチンには、子どもたちが給食で使うランチョンマットやお手拭き、キッチンタオルなどを。
モノを使う場所の近くに収納することは大前提。そこに、洗濯後の片づけがスムーズにできるかという視点をプラスしたら、億劫だったしまう作業がぐっとラクになりました。
洗剤の自動投入機能の使い勝手がイマイチ
わが家の洗濯機は、洗剤と柔軟剤の自動投入機能つき。計量いらずなので購入後しばらくは便利に使っていましたが、洗剤の減りが何だか早い気が。
ほかにも、まだ後数回は洗濯できそうな量が残っているのに「洗剤を補充してください」のメッセージが表示されたり、定期的に自動投入タンクのお手入れが必要だったりと、だんだんプチストレスがラクを上回るように。
せっかくの機能なのにもったいないと思う気持ちもありつつ、都度自分で計量するやり方に戻してみました。
使っているのは洗濯洗剤1本だけなので、計量はそんなに手間ではなく、むしろ洗濯物の量や汚れ具合によって洗剤の量を自由に調節できるのがメリット。
元々の容器に入ったままなら残量も一目で分かるし、手動投入ケースは小さいからお手入れも簡単。
生活スタイルによっては助かる便利機能だけれど、あえて使わない選択をするのもアリだと思っています。
ルーティーンに飽きてしまう
ルーティーンが整うと作業がサクサク進む反面、同じことの繰り返しでマンネリを感じることも。
そこで、予算内なら積極的に新製品を試すことで変化をつけるようにしています。
最近買ったのは、ニトリの『ウールドライボール 3P』(税込み 699円)。洗濯物と一緒に乾燥機に入れると、水分を吸収して乾燥時間を短くしてくれるアイテムです。実際に使ってみて、乾燥時間が30分ほど短くなった実感が。
もちろん、やみくもに増やすことはせず、収納場所に入る分だけ、洗剤などは使い切ってからがマイルール。また、気になったタイミングで気軽に違う商品を試せるように、なかなか使い終わらない大容量のものは買わないようにしています。
新たな香りや機能の商品に替えると、いつもと同じ流れがぐっと新鮮に感じられますよね。変化を楽しむ余地を残しておけば、マンネリとは距離を置けるはず。
さいごに
家事の時短や効率化の情報はたくさんあるけれど、マイベストなルーティーンにたどり着くには、苦手な家事ほど工程を分解して、「自分はどの部分が嫌なのか?」を見極めるのが近道だと思います。
生活スタイルが変われば、ちょうどいいルーティーンも変化するもの。マイベストを常に更新する気持ちでこれからも試行錯誤していきたいです。
◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。