この気持ち良さはやみつきに!バスルームの石けんカスには「根岸棒」一択
- 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>
こんにちは。クルーズ船乗組員時代の狭小船室生活を経て、シンプルな暮らしを実践中のサンキュ!STYLEライター・Kota(コタ)です。
いつもより掃除関連の情報が増えるこの時期は、日々の掃除法をアップデートする良い機会。知らなかったテクや便利ツールとの出合いを密かに楽しみにしています。
先日ラジオを聴いていたら、早速良い出合いが。今回は、お風呂掃除の革命的なアイテム「根岸棒」(税込み 780円)をご紹介します。
根岸棒って?
根岸棒は、浴室の石けんカスを落とすためのアクリル製の掃除グッズ。小さな板のような形状です。埼玉でハウスクリーニング業をしている根岸さんが特許を取得している製品で、業界内にも愛好者が多いのだとか。
使い方はいたって簡単。気になる箇所を軽くこするだけで、洗剤でもなかなか落ちない分厚い石けんカスをこそげ落とすことができます(黒色や光沢のある素材に使うと、キズが目立つことがあるので要注意)。
ハイテクな掃除グッズが続々と登場する中、ここまでシンプルなつくりは逆にインパクトが大きいですよね。
実録!わが家のバスルームで使ってみたら...
入浴後の小掃除を習慣にしているおかげで、それほど目立った汚れはないように見えるわが家のバスルーム。ただ、バスタブの外側は掃除後もザラつきが残っている感じがあり、ずっと気になっていました。
いざ根岸棒でこすってみるとビックリ。白いカスが出てくる出てくる...!バスタブが白いので一見目立たちませんが、石けんカスの分厚い層が形成されていたようです。特に下部の汚れは強者で、いつまでもカスが出続ける始末。
でも、層をサクサク削いでいく感覚は爽快で、バスタイムに根岸棒を使うのが、もはやちょっとした楽しみに。「取れ高」が目に見えるので達成感も◎。さらに、石けんカスを一通り落とした後に味わえる、キュキュッという触り心地は感動ものです。
バスタブの外側ほどではないものの、壁の下部からもカスがたくさん出てきました。石けん成分が混じった水滴が残りがちな箇所に汚れがたまりやすい、という発見が。これまで重点的に掃除していたバスタブ内や洗い場の床にくわえて、新たなチェックポイントを体得!
こうした汚れにはプラスチックカードを使う方法も知られていますが、根岸棒はその硬さと2mmの厚みが絶妙。板がしなることなく、軽い力で動かせるからストレスフリーです。シンプルすぎるお掃除グッズが、洗剤も太刀打ちできなかった長年の汚れをスルッと落としてくれました。
さいごに
収納場所いらずで、使うたびに減っていくこともなく、コスパ最強な根岸棒。
掃除の中でも、さまざまな汚れがつきやすい水回りは特に億劫になりがちですが、これなら入浴ついでについ手に取りたくなるはず。「やらなきゃ…」ではなく、「おもしろい!気持ち良い!」という気持ちで取りかかれるところも、前向きな感じがして気に入っています。
◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
小2と小5の姉妹の母。元クルーズ船乗組員で、狭小船室生活+約4ヶ月の乗船勤務時の荷物は、60Lスーツケース1つぶん。
厳選したもので暮らした当時の経験と、10年以上の完全ワンオペ生活から、「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしをちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。