その大物必要ないかも!わが家の入学前に買わなくても大丈夫だったモノ3選
- 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>
こんにちは。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。
あっという間にもう2月。卒入学のシーズンが近づいて来ましたね。新生活に向けて、あれもこれも揃えなきゃ…!と焦りを感じている方もいらっしゃるかもしれません。
わが家の娘たちは現在小4と小1。2人の入学経験から、入学前に買わなくても大丈夫だった大物3つをご紹介します。
入学を控えたお家の気持ちが軽くなるヒントになればうれしいです。
学習机
ひとつめは、学習机。
長女の時はあまり深く考えず、勉強=学習机のイメージで、早々に子ども部屋に机を準備しました。
ところが、一年生の最初は宿題から翌日の準備まで、親のサポートが必須。当時3歳だった次女の様子も見ながらだったので、自然とリビングで勉強する流れに。
それから4年経った今でも、子ども部屋の学習机を使うのは月に一度くらい(しかも勉強以外の用途で)。次女と宿題のタイミングがずれるようになったのもあって、自室での勉強を勧めても、「寂しいし、分からない時にすぐ聞けないのは嫌!」と、変わらずリビング学習を続けています。
一方、昨年入学した次女。長女の時の経験を活かして、学習机導入はひとまず見送ろうと思っていたものの、「姉と同じような部屋にしたい!」とせがまれ、結局用意するはめに。予想通り、こちらも一向に使われる気配はありません。
初めから子ども部屋で勉強する習慣をつけていれば、ちゃんと活用できていたかもしれないけれど、わが家の場合は、その習慣づくりが上手くいきませんでした。
学習机が入ると、部屋が急に小学生っぽくなる感じがしますよね。でも、子どもの個性や勉強スタイル、親のサポート方法なんかが分かってくるまで待っても、遅くはなさそうです。
ランドセルラック
ふたつめは、ランドセルラック。
市販のラックは、ランドセルを上に置いたり、フックに引っかけたりするタイプが多い印象。でも、一年生が重いランドセルを持ち上げるのはなかなか大変。
帰宅した途端、ランドセルをドサッと床に落とす娘たちを見ていると、ラック収納はわが家には向かないと思い、買わないまま今に至ります。
いろいろ試した結果、今はリビング横にあるファミリークローゼット内に直置きするスタイルに。持ち上げたり引っかけたりせず、ただ床に置くだけだから、1年生でも大丈夫。
リビングで宿題と翌日の準備を終えたら、ランドセルはクローゼットへ移動させます。翌朝、クローゼットでアウターを着て、ランドセルを背負ったら「行って来ます!」という流れ。
先に場所をつくるのではなく、子どもの動線を観察して、それに置き場を合わせるようにすると、ちょうどいい方法が見つかりやすいと思います。
入学式用の子ども服
最後は、子ども用のオケージョン服。これも買わずに手持ちのアイテムで済ませました。
写真で娘たちが着ているのは、
①襟つきのブラウス
→幼稚園時代、式典の時に着ていたもの。
➁黒のカーディガン
→ちょっと改まった場面で着るために持っていたZARAのもの。
➁スカート
→手持ちの中から落ち着いたデザインの一着をチョイス。
④靴下、靴
→靴下は、幼稚園時代の式典用。靴は、長女は別の機会で使ったローファーを、次女はいつものスニーカーを。入学式は上履きを履いて体育館で行われたので、外履きはふだんの靴で大丈夫。
地域差があるかもしれませんが、東京の公立小学校に通う娘たちは、このコーディネートで浮く感じはありませんでした。
子ども服はすぐにサイズアウトしてしまう上、オケージョン用となるとお値段もそれなり。何かと物入りな時期だからこそ、手持ちのアイテムで対応できれば、家計も助かりますよね。子どもにとっても、着慣れた服なら、まだ慣れない学校でのトイレも安心なはず。
いろいろ焦らなくて大丈夫!
学習机、ランドセルラックに入学式用の服。どれも入学前に揃えなきゃ!と思いがちな大物ですが、意外と手持ちのアイテムで対応できたり、入学後にゆっくり考えても十分だったりします。
気持ちの面でも、焦らなくて大丈夫。幼稚園では「年長さん」として、求められることが多いですよね。でも、小学校に入った途端、最年少。「小さくてかわいい!」と言われながら、先生方はもちろん、上級生が手取り足取り教えてくれます。ぜひあまり不安にならず、穏やかな気持ちで4月を迎えてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしをちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。