「モノ選び」上手になりたい!2月に手放したモノとその理由を考えてみた

2024/03/15
  • 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>

こんにちは。

「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。

モノ選びって本当に難しいですよね。たくさんの失敗を経て、欲しいモノが出てきた時は、少し時間を置いたり、欲しいポイントを整理したりすることで、ノリや勢いで買うことがずいぶん減りました。

次に向き合いたいのが手放すモノ。単に処分するだけでなく、その理由も考えるようにすると、次からの買い物に活かせるヒントが見つかるはず。その積み重ねが良いモノ選びにつながって、より心地良い暮らしが叶うと思います。

今回は、わたしが今月手放したモノとその理由を考えてみました。

パーカー

ひとつめはスウェットパーカー。昨年インスタグラムで見かけて、オーバーサイズのデザインとお手頃価格に惹かれて購入しました。

カジュアルスタイルが多いわたしのワードローブにはぴったりで、買った当初こそよく手に取ったものの、最近久しぶりに着てみたら、フードが重くて肩がこり、途中で着替えてしまったほど。数日後にもう一度トライしてみたけれど、結果は同じ。以前は気にならなかった重さを感じるようになり、手放すことに。

今回手放した理由は、重さからくる着心地の悪さ。

パーカーは変わらず好きだけれど、年齢を重ねるほど重い洋服はよりしんどく感じるはず。今後洋服を選ぶ時は、デザインや色が自分に合っているか、お手入れがしやすいかだけでなく、「軽さ」も大事なポイントになりそうです。

オープンラック

ふたつめは今回一番の大物、オープンラック。12年前、新婚の時に購入したものです。

オープンタイプで使い勝手が良かったので、子どもたちが生まれてからも、その時々で中身を変えながらリビングのメイン収納/テレビ台として活用。2度の引っ越しと生活スタイルの変化も乗り越えた強者です。

ところが、子どもたちの成長と共にラックに収納するものが減り、今のわが家には大き過ぎると感じるようになりました。

さらに、最近模様替えをして床生活になってからは、テレビを見る時に見上げる体勢になるのがストレスだったのと、ラック自体の経年劣化も気になるように。

試しに家にある家具で代用してみたら、インテリア的にも機能的にもちょうどいい感じ。

他の場所で使っていた家具を集めて、高さや収納容量を実験。

3週間ほど試してみて、古いオープンラックは今の暮らしにはサイズ感が合わないと判断、手放すことに決めました。

長く活躍してくれたので買って後悔はしていないけれど、大きくて置ける場所が限られていたのが難点。

次にリビングの収納家具を選ぶ時のポイントは、汎用性が高いオープンタイプであること。さらに、初めから大きなサイズを買うのではなく、収納量が増えたらボックスを追加購入して、家具自体のサイズを変えられるものだと、わが家には使い勝手が良いはず。

メガバンクの口座

みっつめは銀行口座です。

夫と同じ銀行に口座があると何かと便利という考えから、かなり前に開設したメガバンクの口座。でも、サービスが自分の生活スタイルに合わず、結局使い勝手の良いネット銀行がメイン口座に。店舗に行っての解約手続きが億劫で、残高がほぼゼロのまま2~3年間放置していました。

先日やっと重い腰を上げて銀行へ。いざやってみると、想像していたよりずっと短い30分程度で手続き完了。もっと早く行動すれば良かった!

手放した理由は、サービスが自分の生活スタイルに合わなかったから。他と比較せず、夫が使っているというだけで開設したのが反省点です。「誰々が使っているから」、「便利そうだから」という理由しか挙げられない時は要注意ですね。

手放す理由と向き合って「モノ選び」上手に

欲しいモノの理由を考えるのはわくわくするけれど、手放す理由を考えるのは、失敗に向き合うようでハードル高め。でもその分、次からの買い物やサービスの利用に活きる大きなヒントが見つかるはず。

何かを手放す時は、その理由を考えることもセットにして、モノ選び上手を目指したいです。

◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。

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