使うのは100均の「プラとじ」だけ!とってもシンプルな子どもの作品管理法

2024/03/15
  • 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>

こんにちは。

「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。

そろそろ春休み。子どもたちが学用品とともに、たくさんの作品を持ち帰って来る時期ですね。年度末に一年分の作品をしっかり整理しておけると、収納スペースにも余裕が生まれ、4月からの新生活を軽やかに始められるはず。

今回は、①飾る ➁しまう ③残すの3ステップで実践している、子どもの作品管理法についてご紹介します。

①飾る

わが家の小4、小1の娘たちの場合、「見せたい熱」が一番高いのが、学校から持ち帰ってすぐのタイミング。まずはここを逃さずに、手を止めてちゃんと見てあげるようにしています。

2人とも出来上がったものにはあまり執着がなく、製作過程の方を楽しむタイプなので、親に見せた時点で作品はほぼ役割を終えた感が。

その後は、それぞれの子ども部屋へ。絵でも立体作品でも、自分の部屋なら自由に飾ってOKにしています。

自分の作品とおもちゃをコラボさせた、長女の部屋の一角。

気合いの入った選りすぐりの絵は、IKEAのフレーム、FISKBO(フィスクボー)に入れて廊下に展示。このシリーズは、サイズやカラー展開が豊富でお手頃価格(税込み 129円~)、軽くて扱いやすいので子どもの作品にぴったりです。ここに飾っていると、来客時にちょっとした会話のネタにも。

今は、昨夏のポスター講座で描いた作品を。入れ替えも簡単です。

➁しまう

娘たちが過去の作品を見返したいと言い出すことはまれ。ただとってあるだけになりがちなこともあって、しまっておくのは収納スペースを圧迫しない平面作品+丁寧に描いてあるもの限定にしています。

幼稚園3年間の分は、それぞれ思い出ファイル一冊に収まる量。これくらいのボリュームなら、たまに見返す時も簡単に出し入れ出来て、量が多過ぎて見きれないなんてことにもなりません。

小学校で製作した分も、専用の箱を用意したり学年ごとにまとめたりはせず、裏に学年を書き入れたら穴を開けて綴じていくだけ。Can★Doのプラスチック製ファスナー、『プラとじミニ』が便利です。

作品のサイズがまちまちでも、綴じておけばバラバラにならず、それなりにすっきり。この方法なら簡単に整理出来るから、すき間時間にサクッと済ませられるのも◎。

ひとまとめにした作品は、マチなしの不織布バッグに入れて子ども部屋のクローゼット上段へ。これに入れておけば、絵が折れたり、作品に使ったクレヨンで周りを汚したりする心配がなくなります。

マチなしにすることで一定量をキープしやすいし、バッグタイプなら持ち手を引っぱって取り出せるから、高いところに収納しても出し入れしやすいのがポイント。

幼稚園時代の作品も全部これひとつにまとめています。

③残す

立体作品は、子ども部屋に飾りきれなくなったら見直すのがルール。この時手放す作品のなかで、子どもたちからリクエストがあったものは、写真に残しています。

わが家では、毎年1月に前年分のイヤーアルバム(1年分の写真データを自動で一冊にまとめてくれるサービス)を注文するのが恒例なのですが、作品の写真もこのアルバムに自動的に取り込まれる仕組み。 

アルバムを開くと過去の作品も一緒に振り返れるから、親子ともに懐かしむ機会が増えて良い感じです。

イヤーアルバムの1ページはこんなふう。ランダムに作品の写真が入る構成にはなるけれど、これで十分。

子どもと相談しながら、続けられる仕組みづくりを

子どもが一生懸命つくったものだと思うと、手放すのに気が引けたり、特別な管理をしたりしたくなりますよね。

わたし自身、以前はどんどん増える作品の管理に困って娘たちに相談したところ、「つくるのは楽しくてワクワクするけど、出来上がったものにはあんまり興味がないんだよね」と、思いのほかあっさりした答えが。

そこからとっておくものを一気に減らすことが出来、今のやり方に落ち着きました。

親子のタイプはお家によって様々だけれど、お子さんの思いを聞いてみると、意外と良い打開策が見つかるかもしれません。

思い出は大切にしつつ、今の暮らしを圧迫しない量に収める。そして、頑張らなくても続く仕組みで管理していきたいものです。

◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。

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