嫌なにおいとずっしり重い生ごみにサヨナラ!生ごみ処理機でQOLを上げる!

2024/04/15
  • 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>

こんにちは。

「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。

暖かい日が増えて過ごしやすくなってきた反面、厄介なのが生ごみ問題。気温が上がるとにおいが気になる上、コバエが発生することも。

新聞紙に包んで防臭袋に入れたり、冷凍室で凍らせたり。いろいろな処理方法を試したものの、満足のいく解決策が見つかりませんでした。

数ヶ月間悩んだ末、3年前に購入したのが当時35,000円だった家庭用生ごみ処理機。生ごみを処理するためだけにこのお値段は正直躊躇したけれど、結果は大満足。

今回は、生ごみ処理機がある暮らしとメリットをご紹介します。

コンパクトで本体のお手入れが簡単!

家庭用生ごみ処理機は大きく分けると、①粉砕式 ➁乾燥式 ③微生物の働きで発酵・分解させるコンポストの3タイプ。わが家は管理がしやすそうで種類も多い➁乾燥式のなかから、島産業の『パリパリキュー PPC-11』を選びました。

キッチンに置いても邪魔にならないサイズ感で、稼働音も気になりません。

この程度のスペースにおさまります。

日中は付属のバスケットを三角コーナー代わりに生ごみを入れていき、一日の終わりに水気を切って電源を入れるだけ。

口が広くて入れやすい!爪楊枝なんかが入っても大丈夫なのも助かります。

翌朝、乾燥処理が終わったごみを捨てて容器を洗ったら、水切りネットをセットしてまた生ごみを入れていく...という流れです。

容器はスポンジでサッと洗えばOK。そもそも水切りネットを入れているので、容器自体はあまり汚れません。脱臭フィルターだけは9か月に1回を目安に交換が必要だけれど、フィルター掃除や特別なクリーニングなどは一切不要。

いつもの家事をほとんど変えずに組み込める手軽さも、購入から3年経っても変わらず使い続けている理由です。

乾燥処理後の容器の汚れ具合はこれくらい。落とすのが大変な汚れはめったにつきません。

においが気にならなくなる

生ごみの一番の悩みは、何といってもあの特有のにおいですよね。わたしの住む自治体の生ごみの回収は週2回。その間、いかににおいを抑えるかが課題でした。

それが乾燥させることであっさり解決。夕食の後片づけのタイミングで運転をスタートすれば(平均運転時間約6時間)、翌朝には香ばしいにおいの別物へと変化。活性炭脱臭フィルターのおかげで、処理中のにおいもほとんどありません。

乾燥処理をすれば時間が経っても腐らないので、においが強まる心配も不要に。乾燥後のごみは新聞紙に包んで可燃ごみのごみ箱へポイ。常温で回収日まで置いておいても気にならなくなりました。

ふだんの暮らしが快適になったのはもちろん、旅行中などでごみ出しができない時は特にありがたみを感じます。

生ごみも特別扱いせず、他のごみと一緒にキッチンの分別ごみ箱へ。

ごみ出しがラクになる

生ごみのおよそ80%は水分なんだそう。いくら頑張って水気を切っても以前のごみ袋はずっしり重く、回収日に2階から回収場所まで持って行くのが億劫でした。しかも生ごみはかさばるから、ごみ袋の容量も圧迫しがち。

でも、においと同じく、重さ&かさばる問題も乾燥させれば大丈夫。実際にわが家で1日に出た生ごみ約800gをしっかり乾燥させる「パリパリモード」で処理したところ、乾燥後の重さは1/2の約400gに。別の日には約570gの生ごみを処理時間の短い「ソフトモード」で実験しましたが、それでも約330gにまで減量。

生ごみの種類や状態によって差は出るものの、乾燥後はおよそ半分の重さになりました。かさもグッと減るからごみが軽くてコンパクトになり、ごみ出しがとってもラクに。

暮らしが快適になる上、エコにも!

扱うのが不快で仕方なかった生ごみですが、処理機のおかげで不快指数が劇的に下がりました。

3年以上使っているわが家の場合、1日あたりの費用は約41円(本体価格35,000円+フィルター代約2,500円/1個で、フィルターは9ヵ月に1度交換する計算)。1回の運転にかかる電気代は最大で45円ほどです。ただ、毎回最大量を処理するわけではないし、水気を切ったりごみの内容によって運転モードを変えたりすれば、電気代がそこまで上がることはありません。

費用だけ考えるとちょっぴりお高めかもしれないけれど、生ごみの悩みをまるっと手放せる快適さは想像以上。家庭で乾燥させることで、輸送や焼却時に排出されるCO2量を、1世帯あたり年間約70%削減できる効果も見逃せません。

自分の暮らしが快適になって、それがエコにもつながる。そんな良い循環に入れる生ごみ処理機のある生活、とってもおすすめです。

◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。

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