「着ない服」ゼロでスッキリ暮らす&環境にも優しい!ファッションレンタルのある暮らし
- 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>
こんにちは。クルーズ船乗組員時代の狭小船室生活を経て、シンプルな暮らしを実践中のサンキュ!STYLEライター・Kota(コタ)です。
種類豊富なサブスクリプションサービス、みなさんはどんなものを利用されていますか。
わたしが数ヶ月前に始めたのが、ファッションレンタルのサブスク「メチャカリ」。レンタル枠数内で新品の洋服が借り放題のサービスです。3種類のプランのうち、月額6,578円でレンタル枠数3枠のベーシックプランを利用中。
数あるファッションレンタルの中でメチャカリを選んだのは、利用料金が手頃で、自分のライフスタイルに合うカジュアルアイテムが多めだったから。
今回は、ファッションレンタルがある暮らしのメリットを3つご紹介します。
おしゃれのモチベーションが上がる
すくすく成長中の10歳と8歳の娘たちは、毎シーズン洋服の買い替えが必須です。子どもの衣服費を確保するため、自然と自分の洋服にかける金額は控えめになり、無難な色味でベーシックなアイテムを選ぶのが当たり前になっていました。
そうすると、着る服がないわけではないけれど、クローゼットを見渡しても何だかワクワクしません。自分が着たい服を楽しむ欲が満たせず、気分が上がらない…という状態に。
メチャカリを始めてからは、「これ気になる!」と心が動いたアイテムを、実際に日々のコーディネートに取り入れられるようになったのが大きな変化。鮮やかな色や一癖あるデザインなど、以前は選ばなかったものも、レンタルなら安心して挑戦できます。
対象アイテムであれば価格で諦めることなく自由に選べるので、「着回しがきく?」「元が取れそう?」などと悩まずに、直感的に好きなものを選べるのが楽しくて爽快。そうして選んだアイテムが意外と着回せることを発見したときは、ひとり悦に入ってしまいます。
サブスクのおかげで、毎日の洋服、ひいてはおしゃれへのワクワク感が少し戻ってきた気がします。「おしゃれな人」までは目指せなくても、自分なりの「良い感じ」をキープするためのモチベーションにも一役買ってくれているはず。
洋服の数が増えないからスッキリを保てる
わたしが利用しているベーシックプランのレンタル枠は3枠。アイテムを返却したら、そのぶん新しいものをレンタルできる仕組みです。
サブスクをルール通りに利用するだけで、モノを増やさないためのテクニックのひとつ、「1in 1out」=「ひとつ増えたらひとつ減らす」を実践できるのが◎。自分の意志力だけに頼ると、どうしても「in」が増えがちですが、これなら「1in 1out」を徹底できて、クローゼットがカオスになることがありません。
環境にも優しい
SDGsに貢献できる点も見逃せないポイント。娘たちが小学生になり、時間と気持ちに少し余裕が出てきたことで、わずかだけれど環境にも目が向けられるように。
衣類の大量廃棄は今や世界的な問題。日本国内だけでも年間約45万トンが廃棄されているのが現状です。
メチャカリの場合、返却されたアイテムはユーズドサイトで中古販売されるのだそう。ブランドが公式古着として販売するので、活用方法が明確で安心感があり、行き先が分かっているからこそ、レンタルアイテムを丁寧に扱おうという意識も芽生えます。傷みが最小限で返却できれば、次の方にも渡りやすくなるはず。
さいごに
モノを利用する手段として、以前は新品を買うのが当たり前でしたが、最近はレンタルや中古も充実してきましたよね。
新品以外にもオプションがあると、手が届くアイテムが増えてワクワクするし、モノの廃棄も減らせて地球にも優しく、まさに良いことずくめ。
そんな新たなモノとのつき合い方のひとつ、ファッションレンタルがある暮らし。とっても身軽でオススメです。
◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
小2と小5の姉妹の母。元クルーズ船乗組員で、狭小船室生活+約4ヶ月の乗船勤務時の荷物は、60Lスーツケース1つぶん。
厳選したもので暮らした当時の経験と、10年以上の完全ワンオペ生活から、「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしをちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。