【冷凍貯金】使い勝手抜群!さつまいもの冷凍!美味しい保存法と活用レシピ2選
料理家・食品保存アドバイザーの佐々木麻衣です。
さつまいもは一度に使い切るのが難しい野菜のひとつ。
変色しやすいので、カット販売も難しいですね。
そんな時は冷凍することで無理なく自身のペースで消費できるようになります。
冷凍することで「煮崩れしにくい」とゆうメリットもありますよ♪
今回はさつまいもの冷凍法とその活用レシピをご紹介します。
必ず行いたい下処理「あく抜き」
カットしたさつまいもは、切り口が変色するため必ず5~10分程度水にさらします。
このあく抜き作業があることで、冷凍保存中も変色を防ぐことができます。
切り口が変色しやすい野菜は、冷凍することによりその現れ方もはっきりとしてきます。
せっかく美味しい料理を作ったのに黒ずんだ仕上がりだと台無しですね。
彩り良く仕上げるためにも必ずあく抜きを行いましょう。
美味しい冷凍保存
調理しやすいようにカットしあく抜きを行った後、表面についている水分をある程度ふき取ります。
その後、ジッパー付の保存袋に入れて空気を抜くように閉じて冷凍保存します。
なるべく空気を入れないことで、酸化・乾燥などから食材を守ることができ美味しさをキープできます。
重ならないように平らに広げて入れるのもポイントです。
そうすることで食材同士がくっ付くことがなく、調理の際にひとつづつ取り出しやすくなります。
また、冷凍庫で立ててすっきりと収納ができます。
冷凍さつまいもを使ったレシピ2選
さつまいもは冷凍しても風味も食感も変わらず美味しく調理できます。
ポイントは冷凍のまま加熱調理することです。
さつまいものレモンバター煮
●材料
冷凍したさつまいも(輪切り) 200g
レモン 1/4
バター 10g
砂糖 大さじ1と1/2
水 200ml
塩 少々
●作り方
1.よく洗ったレモンを輪切りにする。
2.小鍋にレモン・水・砂糖を入れ強火で加熱し、沸騰したらさつまいもを並べてふたをする。
3.再度煮立ったら弱火にし、バター・塩を加えてふたをしながら煮込む。
4.さつまいもが柔らかくなったら火を止めて、皿に盛り完成。
ジャムのように柔らかく酸味を含んだレモンが、さつまいもによく合います。
さつまいもの炊き込みご飯
●材料
冷凍したさつまいも 200g
米 2合
水 適量
塩 小さじ1
●作り方
1.米を研ぐ。炊飯器に入れお米の分量に合った水を注ぐ。
2.冷凍さつまいも・塩を入れて普通炊飯で炊く。
3.炊き上がったら少し蒸らし、器に盛り完成。
炊飯後にしゃもじで崩せるので、さつまいもはどんな切り方でもかまいません。
揚げ物にも使える冷凍野菜
冷凍したさつまいもは、解凍後のドリップが少ないため天ぷらなどの揚げ物にもできます。
もちろん、同じように凍ったまま油調理できるので便利です。
ぜひ色々な調理法でお試しください。
◆記事を書いたのは・・・佐々木麻衣
料理家・食品保存アドバイザー・冷蔵庫収納スペシャリスト。
食品ロス削減ガイドブックの食材保存・レシピ監修の他、講座や料理教室の開催。
その他、親子の畑収穫体験を運営しています。
メディア出演や、自治体からの講演依頼も多数。
プライベートでは1児の母です。
ラクして家計費を減らす【食材の保存方法・冷蔵庫の収納術】の提案が得意です。